怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

外交・安全保障

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜2

続きです。2 憲法改正の過程 1)主な経過 日本の政治体制を大幅に変更する必要性が認識されていたことは間違いなく、天皇制を継続するか否かという大きな問題点も抱えたままであった。 恐らくはマッカーサー元帥の憲法改正の必要性があるとの認識の下、当…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜1

以前に拙ブログにおける個人的見解について、述べたことがある。15年9月 >http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/feda7c19ca58f9dbaea3d61e47d8298b >http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/8f9221250dbcdb6e86f9b278b8c9fef1 >http://blog.goo.ne.jp/criti…

辺野古代執行訴訟で露呈した安倍政権と霞が関の無法ぶり

和解案が示された当初は、国側として受け入れるわけがない、と強弁していたのだが、和解表明が総理決断として突如報道された。昨年10月時点では、政府は「絶対に負けるはずがない」と自信たっぷりで代執行訴訟に臨んでいた。かつての代執行訴訟においても、…

続・軍事機密をバラされたので「猛抗議の米国」の謎

日本のマスコミ界隈とか、米軍基地利権組の、杜撰な情報操作の結果がまたしても露呈してしまいました、ということですかね(笑)。 2010年4月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/690f1a30e8e3a969a1338bc6960aff7b(再掲)それにしても、65海里の話が、…

北朝鮮版「下町ロケット」成功の大笑い

昨日の北朝鮮ロケットの打ち上げ成功?(かどうかも良く分からないし、周回軌道投入に意味があるかどうかも不明)で、報道を賑わせているようである。 前回は12年12月12日ということで、日本では衆院選の投票直前に起こったものであった。>http://blog.goo.…

米中連携の証拠らしき本が出たそうな

まあ、驚くほどのことでもないような。振り返ってみれば、当然ありえる話だろう、という程度ではないか。 >http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46298(一部引用)すべては、最大の敵だったソ連に対抗するためでした。このプロジェクトは、30年にわたり極…

マレーシア機撃墜事件の謎〜その5

これまで、その1〜4は作ってなかったんですが。第5弾ということで。 14年 7月19日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/30e796c18ac0cf8fd6929173121aa98f7月20日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/daf345373d3d5547e1232757aad0ce677月22日>http:…

続・シリア難民はアサド転覆戦争の犠牲者

(続きです) 5)国際社会の初期対応はどうだったのか?アサド打倒を目指す米国からすると、2011年の騒乱の発展に時間がかかってしまってイライラしていたことだろう。デモ隊の鎮圧とか、叛徒の制圧といった話で終わってしまうと、戦争の儲け話にはつながら…

シリア難民はアサド転覆戦争の犠牲者

世界中が数百万人にも及ぶシリア難民問題について、高い関心を持つようになったが、このような惨状が生じた最大の責任は誰にあるのか、よく考えてみるべきである。これほどまでに事態が悪化する前に、厳しい批判の目を向けておくべきであったのだ。それがで…

天津大爆破事件の真の狙いはどこにあるか

今年8月に天津で起こった巨大な爆発であるが、具体的な情報は未だに明らかになっていない。原因についても、未解明のままである。 それに類似する連続爆破事件であるかのような事件が、中国の広西チワン族自治区でつい最近発生した。 >http://news.tbs.co.j…

殿様商売の新幹線は敗退を繰り返す

インドネシアにおける高速鉄道の受注は、以前から注目されていた。一旦は、日本と中国の競争を白紙に戻し、高速は必須でなく中速でもいいというような報道発表がなされた。しかし、結局は中国の受注が報道されることになり、恐らく「高速は必要ない(=もう…

続・イエメンを巡る代理戦争〜日本のスーダン支援という奇怪

昨日の記事で、イエメンへの軍事介入を宣言した国々有志10カ国連合軍には、スーダンが含まれていたと書いた。 スーダンには、スーダンなりの事情というものがあるのであろう、とは思う。具体的には、エジプトやサウジ他GCC諸国などから加わってくれと言われ…

イエメンを巡る代理戦争〜「中東紛争を欲す」のは誰か

現在も混乱が続くイエメン情勢であるが、その遠因が米国の仕業であったということは以前にも書いた。10年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/de846af652d19a46c5d98041c79f5095 その約2年後には、国内の混乱収拾の為、サレハ大統領が追われることにな…

04年10月の記事  陸上自衛隊の人員って多くない?(2015年9月に追記あり)

向こうの読まれた記事ベスト10に度々入っているので、昨日追記をしましたものです。最初に書いたのは04年10月です。 {/hiyo_ang1/}陸上自衛隊って失業対策なの?今までの最大出動人数っていちどきに何人ぐらいなのかな?陸上自衛隊の人員数は約14万6千人(…

未だに続く「MSA協定」による米軍の日本支配構造

自衛隊ができる時、大問題になったのがこのMSA協定というものであった。>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AE%E7%9…

オバマ外交がもたらした歴史的成果

残り任期の限られたオバマ大統領にとって、今の時期はあまり楽しいものではないだろう。大衆やメディアの関心が次期大統領選へと移ってゆくので、折角の苦心で手に入れたオバマ大統領の「果実」については、さほどの興味を持たれないかもしれない。オバマ大…

続・「サイバーテロ対策」という名のテロ

元の記事を入れるのを忘れてた。申し訳ない。>http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015073101124【ワシントン時事】米国家安全保障局(NSA)が第1次安倍政権の時期から日本政府中枢や大手企業などの盗聴を行っていたことが事実だとすれば、米政府は説明…

続・中国の脅威喧伝に必死の官邸

外務省もバカだけど、日本の大手マスコミも同じく、マヌケ揃いなんだね。 先日に拙ブログで書いた続報です。 7/8>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/bbd8246fff07c2880b5e56255cb647e0 えー、ここまでの流れを言いますと、こんな感じ。 南シナ海の中国の…

山本一郎は南シナ海で日中戦争勃発を期待する愚か者

また山本一郎か。 彼の言う「本当のこと」を、彼自身が心底信じて疑わないなら、直ちに憲法改正なり、日中戦争を可能にする政策なりを打ち出すべきだろう。>http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150721-00047747/ いや、先日のfinalventとい…

中国の脅威喧伝に必死の官邸

おいおい、ウチのブログ記事でもチェックしてるんですか?(笑)過去数年、話題にすら上らなかった、「尖閣の海底ガス田問題」ですが、急に浮上とはこれ如何に。 >http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150706/k10010141081000.html >h…

藤崎駐米大使(当時)&外務省官僚と大手マスコミの共犯関係

従米派の官僚やマスコミの地頭クラスは、自己保身と自己利益の為なら情報操作であろうと捏造報道であろうと、何だってやってくる、ということだろうね。 >http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-245319-storytopic-3.html>http://b.hatena.ne.jp/entry/ryuk…

フィリピンが土壇場でAIIB署名延期の怪

日経がフィリピンは当面署名を見送る方針と報じた。>http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H2V_Y5A620C1FF8000/ その理由は、南シナ海における領有権を巡る問題、中国の埋立実行という強硬姿勢ということらしい。ヘンですねえ? …

finalventは詐言で防衛政策を語るべきでない

久しぶりに「極東ブログ」を目にした。 はてブで人気記事だったので、あまりの釣りタイトルが目に飛び込んでしまったのだった。まんまと引っ掛かってしまい、釣られました。 >http://b.hatena.ne.jp/entry/finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2015/06…

安易な「米軍基地撤退後のフィリピン」を真に受ける無知なテレビ評論家たち(再論)

よく見かける意見として、「米軍基地がフィリピンから撤退したので、中国軍にスプラトリー諸島を占領された」というものがある。一部の軍ヲタたちが用いるありがちな例、ということなのであろうが、こういう人たちは「たった1例」の実例提示で、これを一般則…

AIIB関連記事に対するコメントへの回答

コメントが書き込まれたのを気付かず、長期間放置になってしまいました。 失礼しました。回答を書きはじめたら、長くなったので、記事にすることにしました。 吉田信二さんという方からの、以下の記事へのコメントです。>http://blog.goo.ne.jp/critic11110…

奴隷国家の日本は米国に金を巻き上げられるしか能がない

AIIB問題では、財務省が「15億ドルもドブに捨てられるか!」と偉そうに啖呵を切ったが、クズの霞が関がこれまで何をやってきたかと言えば、世界中でそちらこちらに金を棄ててきたわけだ。前に書いたODA債権の放棄がそのいい例だ。他にもあるので、ご紹介しよ…

AIIB問題と通貨政策

ここ数日の記事で、ドル基軸通貨体制のこととか、サルコジやストロスカーンの醜聞について述べたわけだが、構想自体はずっと前から研究課題として存在してきたであろう。発端は貿易とか融資といった表面的なものだけとも言えないのではないかな。 当方は予想…

AIIBで明瞭になった世界の笑い者、日本

従米派官僚たちの大勝利〜!! おめでとう。日本だけは、アメリカさまの言いつけを忠実に守る犬なんだな、ということが世界中に証明できましたね。これで、日本はアメリカの子分第一番手となれるし、韓国なんかを出し抜いて、アメリカさま自慢の手下(笑)に…

財務省は貸した金を取り返してこい!

また、当たり前のことを言って、さも正しいかのように装うが、財務省が貸した金を取り返してきたことなんかあったか? >http://www.sankei.com/economy/news/150409/ecn1504090042-n1.html>http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/economy/news/15040…

AIIB問題から見える外務省の大失敗と闇

「AIIBに参加しなくてよかった」的な意見が、対米隷従を賞賛する人たちに存在するように見受けられる。勿論、世論を誘導したい側も、そういう意見が出るだろうね。 >http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000047960.html中国が設立を主導して…