怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

必死に防戦の国防総省

これまでもそうだが、国防長官を筆頭に、日本に圧力をかける以外に考えることもないわけだな。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111215/t10014665541000.html


普天間に進展が必要というのもないわけではないが、そもそもグアムの移転計画をきちんと管理してないのが、バレバレになってしまったというだけである。

国防総省は言い訳するしかないノダ。


日本の野田政権というのは、国防総省筋から「ヤキを入れられ」るとビビりまくり、その周りには従米派「地頭クラス」がイジメに加わるという構図だな。

だからこそ、「オイ、分かってんのか、F35を外したら、てめーらどうなるか分かってんだろな、ボケ」と脅されていれば、「へいへい、わかりやした、F35に決めますんで」と従うだけ。


普天間のアセス出せよ、ボケが、とどやされると、ハイハイとは言うものの、間に合わない情勢となってきたら、地頭クラスお得意の「責任転嫁」大作戦開始、ということで、沖縄防衛局長の発言を大袈裟に取り上げて、更迭に結び付け、「できなかったことの言い訳」予防線を張っておいた、と。
で、続けて、一川大臣を総攻撃で「さっさと実行せよ」とケツを殴るだけしか能のないマスコミと「地頭クラス」であるので、首を挿げ替えればどうにかなる、という、これまでの同じ戦術を使ってきたわけである。


で、結局は、アセスを出すタイミングも何も、議会の方が「我慢の限度」を超えたので、国防総省の言いつくろいなんか無視して、何も聞くことなく、「ハイ、ダメね、カットで決定ね」ということになったというわけである。


国防総省筋で、これまでの強力な利権関係が構築されてきたであろうことが窺われるので、「地頭クラス」は必死になっていたわけだよ。しかも、政権を担う政治家たちは、胸倉掴まれて、オラオラといたぶられると、スゴスゴと引き下がるだけなので、マスコミが増長するということになる、と。

(こういう手法をぶち破ったのが、知事転じて市長となった橋下さんだな。彼は、本当の意味で戦う政治家を体現している。彼の芯の強さは、これまでの人生全てで培われたものだ。ああいう打たれ強さは、トップには必要だ。)


いずれにせよ、国防総省がこれまでも脅しに使ってきた通り、「じゃあ、普天間は移さない、このまんまな」ということを言うのであれば、日本は金を一切出さず、地位協定も破棄するべきだろうね。

沖縄住民にとっては、普天間から辺野古に基地を移されても、どの道基地が残るのは同じだから、普天間のままであってもそんなには大差がないから。

つまり、国防総省が「裏切り」戦術を選択している限り、日本側としても「裏切り」、すなわち「移転計画凍結」ということになるだけ。そうすると、米軍のトランスフォーメーションの計画に支障が出るのは、国防総省側なので、ざまあ、ということになりますわな。

本意ではないが、国防総省の金欠病が今まで以上に悪化して、グアム移転計画そのものが頓挫するということになれば、もっと予算を削られ超ラッキーということで、まあ移転したくないなら金を出せないことは同じなので、国防総省の米軍再編計画がオジャンになればいいんじゃないか。


言ったよな?

10年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/990d02cf9b6b9f51f62d53df62f1f600

11年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/7818e00328205ef6c69556fa54f4a91b

辺野古を認めないなら固定化だぞ、なんていう脅しを使うような連中を許せるものか。

グアム移転計画そのものが壊れて、米軍の行き場が失われたら、それはそれで仕方ないわ。計画そのものが壊れるがいい。返還しない、という国防総省の「普天間固定化だ」というブラフにお付き合いしましょうね、という話なんだわ。

毎年、毎年、沖縄の基地移転問題が取り上げられて、移転ができないことの異常さに、次第に多くの国民が気付いてくるようになるだろう。以前のような、「抑止力(笑)」で片付けることなどできなくなってゆくだろう。

沖縄の人々にとっては、これまで何十年も待たされ続けてきたのだから、これから5年や10年待っても、県外に行ってもらった方がいいと考えるに違いない。だって、橋本総理の時代から、長く待たされ続けてきたもの。あれから、一体何年が経過したと思ってるんだ。

だから、沖縄の人々が苦しむなら、国防総省にも痛みを感じてもらえばいい。沖縄に比べりゃ、全然微々たるものだろう?

県外に出てゆくか、固定化か?
今度は、そちらが選ぶ番だ。
辺野古か、固定化か?
そういう択一を迫ったのは、そちらだ。

グアムに行きたくないなら、行かなけりゃいい。グアムの計画が潰れてしまっても、オレの腹は痛くも痒くもねえ(笑)。米軍再編が頓挫しようが、予算不足で止まろうが、知ったこっちゃねえ。いいザマだな。

良かったじゃないか。普天間に居座れて。
いつまでもそうしていたかったんだよな?だから、固定化だぞ、と脅したわけだろう?だったら、そうしてろ。グアム移転計画失敗の尻拭いは、きっと国防総省のお偉いさんがやってくれるんだろう。その日が楽しみだ。