怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

アルジェリアで無人機は何をしていたか

アルジェリアの邦人殺害事件に関連して、アメリカの無人機が投入されていたことは報道から明らかであった。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130201/k10015214871000.html

アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で、アルジェリア軍の元幹部は、アメリカ軍の無人偵察機が、軍事作戦を支援するため現場の上空から情報を収集し、アルジェリア軍に情報を提供していたと述べました。

これはアルジェリア軍の幹部や大統領の軍事顧問などを歴任したモハメド・シャフィーク・メスバ氏が、31日、NHKとのインタビューで明らかにしました。
この中で、メスバ氏は「アメリカ政府とアルジェリア政府との間には安全保障の分野で緊密な協力関係がある」と指摘したうえで、人質事件の発生後、アメリカ軍がアルジェリア軍に対し技術面での支援を行ったと述べました。具体的には、アルジェリア当局に情報を提供するため、イナメナスの施設上空にアメリカ軍の無人偵察機1機が投入されたとしています。
これに対し、アメリ国務省は「アルジェリア政府と情報の共有があったことは認めるが、それ以上はコメントできない」としています。
無人偵察機の運用を巡っては、アメリカ政府が、先月29日、北アフリカ地域でのテロ対策を強化する目的で、アルジェリアやフランスが軍事作戦を進めるマリの隣国ニジェールに初めてアメリカ軍の部隊を駐留させることを明らかにし、アメリカのメディア各社はこの地域で無人偵察機を運用する可能性が高いと伝えています。

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事件当初の報道でも同じであった。

1月17日>http://sankei.jp.msn.com/world/news/130117/amr13011717540006-n1.htm

アルジェリア人質事件で、米軍は事態を重大視し、事件発生後直ちに特殊部隊の警戒レベルを上げ、命令があれば4時間以内に出動できる即応態勢を整えた。CNNテレビが報じた。

 欧州外遊中に事件の一報に接したパネッタ国防長官は、ローマで記者団に「事件解決へ必要な措置を取る」と決意を表明。CNNによると、特殊部隊は、アルジェリアの隣国マリでフランス軍を支援するためセネガルへ向かっていたところ、事件発生を受け命令が変更されたという。

 事件対応は米アフリカ軍が中軸。国務省連邦捜査局FBI)もアルジェリア側との調整役などに当たっている。

 米当局は、日本人らが拘束されているガス田施設の動きを常時監視する態勢も確立しつつある。偵察衛星無人偵察機を活用しているとみられる。(共同)
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こちらの記事でも、やはり無人機は飛んでいる、となっている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130118/amr13011811070002-n1.htm

政府からの情報を入手したCNNが伝えているので、公式発表ということではないにせよ、ほぼ間違いないであろうというレベルの情報である。アルジェリア側のインタビューとも一致する。

故に、アルジェリア軍の急襲作戦をほぼ一部始終を監視していたであろうことはうかがわれるわけだ。

17日からの強行突入戦開始となった理由としては、標的となっていた日本人殺害があらかた終わったからだ、ということが十分考えられる。
初日のバス襲撃から居住区での人体改めであぶり出し時点で、7〜9名程度は殺害されただろう。

モーリタニアの通信社に対して、ガスプラントに立てこもっている犯人側との電話連絡では、人質7名―米英人、(たぶんスタトイルの)ノルウェー人、日本人―ということだったようである。アルジェリア内相のインタビューでは11人だったが、犯人側が人質数を少なく言う理由はよく判らない。


アルジェリア政府が情報を隠している、ということがあるにせよ、米国も同じく隠しているはずだ。そして、その裏にあるものとは、一体何なのか?


疑いの目が向けられるのは、本当にテログループなのか?

矛盾点があまりに多すぎる。


で、疑いをかけられると、否定する報道が出る、と。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130205-00000018-asahik-soci


外国の軍隊が活動することは認めるわけがない、と。
それは確かにそうだろう。
だが、内密に勝手に活動する非軍事組織メンバーならば、テロと見分けがつかないからね。カンパニーとか。