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安倍総理靖国参拝は沖縄隠しの囮

報道でも、何故この時期に?という疑問があったようだ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nikkei.com/article/DGXNASFS2602L_W3A221C1000000/



確かに。ヘンですよねえ?

で、何故、この日だったか、ということが重要だろうな、と思えるわけですよ。
多分、沖縄県知事辺野古埋め立てを承認というのが、トップになると困るわけだ。それを誤魔化すには、仕事納め最終日である27日でなければならない、と。

そうすると、その前日に参拝報道が出ていれば、明日はその話題で持ち切りだ。
これは、沖縄への視線が集まるのを防いでくれる。
しかも、アメリカとの合作でやったこと、という「ニオイ」が薄れるというものだ。海兵隊アメリカ合衆国の体現であり、在沖海兵隊はUSAなんだよ。それが勝利することが何より重要、と考えるのは当然だ。


米国大使館が失望を表明って、何、わざとらしいこと言ってんの?、とは思う。
だって、安倍政権がアメリカさまに何の相談もなく参拝なんてことをやらかすとでも思いますかね?そもそも、外務省が黙ってないでしょうが。アメリカさまを深く失望させるような、「最悪の一手」をこの年末に使ってくると?

しかも、特定秘密保護法案の採決劇では、安倍政権は大幅に傷を負ったわけですよ。
なのに、立て続けに、ここで失点を重ねることの意味が分からないでしょう?


それに参拝日だって、普通に考えれば、天皇誕生日である23日とかの方が参拝には好都合ではないですかね?


にも関わらず、この日だった、ということですわ。
まさしくマジックの種と同じ手法ではないかな、と。


安倍政権は第一次の時、参拝してないんですよ。
あれほど自民党が強く、当初支持率も高かったのに、靖国参拝は封印したはずですよね。


安倍総理は、基本的にやることは事前に「お伺い」を立てるわけなんですよ。
だから、アメリカさまがダメだ、と言うことは決してやらないわけ。



今回に限っては、安倍総理が独自に暴走を果たしたいから、という理由だけで参拝に踏み切ったとでも?
そんなはずはないでしょうな。
周囲が黙って「放置プレイ」させるはずもなし。


以前(一次政権時代)にも増して、慎重になっているはずだし、周りの官僚たちの意見を取り入れて動いているはずだから。


それはつまり、安倍総理が「参拝したいから」という理由だけで参拝できるものではない、ということだ。となれば、「事前の計算による」ということが自ずと導かれてくる。



これが誰の得になっているか?
アメリカ合衆国海兵隊、に決まってる。念願の辺野古移転へと大きく前進するから、だ。


日中が揉めると一番得をするのは、アメリカさまなんだよ。
これは前から同じ。
TPP頓挫なんてのは、到底「許されない」と考えているはずだし、そうすると日中間の経済交渉だって止まった方がいい、ということになるに決まってるもの。


日中が喧嘩すれば、日本がTPP締結に専念してくれるようになるであろう、ということでもあるかもしれないし。


なので、ここで一発「過去に一度も使ってこなかった外交カード」を出してきた、というわけだな。それは、重要な勝負の場面だから、という認識を政権(霞が関)側が抱いている、ということを意味する。それくらい大事な局面なんだ、ということさ。


日米関係の停滞、ないし「行き詰まり」という雰囲気を覆い隠せるだけの「強力なカード」を使うしかない、と判断したということだろう。



要するに、停滞か行き詰まり、となっているんだろうな、ということが分かるわけだ。

そうですか。