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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続・アメリカのインチキ経済はどうすんの?〜2

ここ最近、大人気のピケティ先生の本や講演で日本でも話題になっておりますが、何と言っても長期統計資料に基づく研究成果を明らかにしたということが、何よりの業績の素晴らしさであろうと思います。これはさておき。



この時期になると、何故か世界では通貨危機が目立ってきたり、大きな国際問題が発生したりということが多いのですが、昨年1月にも書いたので再度指摘しておきたいと思います。


2014年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/225746bca586ecee69384c7e7644f1bb


債務上限の期限は、今年は3月15日ですので、まだ少し間がありますが、資金繰りは切羽詰ってきている可能性がありますね。外貨準備の巨額国であったロシアやブラジルは以前ほど米国債を買い入れる余裕がないでしょうし、積極的に買う積りもないでしょうから。


で、18兆2千億ドルくらいには膨らんでいるであろう米国債務ですけど、また青天井で増やそうってことですかな?
毎年1兆ドルずつ増えてゆくわけだが、ここ10年では10兆ドルも増加したわけだ。これを中国がいつまでもファイナンスできるのかな?
この増加分の年1兆ドルのうち、6千億ドルが軍事費というわけだな。だからこそ、何が何でも戦争を欲しているというわけだよ。戦費をやめたら、例えば5千億ドル分の経済規模が雲散霧消することになっても、他の産業に切り替えなんてできるわけがない。


で、債務残高のインチキっぽいのが、統計だな。
これも前にも書いたけど。


12年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/439afd7cdf763da1706e1aeb82d0165c

13年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ebe17155a61443acd2fcc2f59b826765


どうも古い統計資料と数字が乖離しており、その幅が年々大きくなってきたのではないか、ということである。
アメリカにとって、長期統計というのは、大変都合が悪いんだよ。悪事がバレるから。だれかピケティ先生と同じような、長期統計数字で研究発表してくれないかな。


明らかに、数十年前の数字と大幅に違っている。
意図的に数字を操作しているのではないか?
という疑念が拭えない。


非常によくまとまっている統計のページなんだが、合衆国政府統計はいよいよ誤魔化す為に、数字を隠蔽することにしたんですと。


http://ecodb.net/country/US/imf_ggxwd.html

http://ecodb.net/country/US/imf_ggxcnl.html



アメリカのインチキどもは、遂に2001年以前の財政収支の元の数字と債務残高を隠蔽することにしたんだそうですよ。

どうして、過去の数字を隠す必要があったのか?
他の国では、先進国でこうなってる国を見たことがない。


普通は、都合が悪くなければ出したままにしておくって言ってるでしょう?(笑)

ページを隠したり、数字を見えなくするというのには、相応の意図があるわけなんですよ。

殆どの場合には、誤魔化したり、騙したり、隠蔽したり、そういう目的の為だ。


アメリカ経済は、中国以上のニセ統計とかインチキではないのか?

そうでないなら、数字を隠さないだろう?