怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

マレーシア機撃墜事件の謎〜その5

これまで、その1〜4は作ってなかったんですが。第5弾ということで。


14年
7月19日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/30e796c18ac0cf8fd6929173121aa98f

7月20日http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/daf345373d3d5547e1232757aad0ce67

7月22日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fe820b777b76e992cb05bd418b8dac64

7月28日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4f3ad96483cf6de75b8446a915a1f08a


今は、シリア情勢に関連して立場が苦しくなったアメリカさまが、何とかロシアへのネガティブキャンペーンを繰り広げたいということで、古いネタを使ってきたのかもしれません。



http://www.afpbb.com/articles/-/3063050

(一部引用)

【10月14日 AFP】昨年7月にウクライナで発生し乗客乗員298人が死亡したマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便撃墜事件で、オランダ安全委員会(OVV)主導の国際調査チームは13日、同機はロシア製の地対空ミサイル「ブク(Buk)」によって撃ち落とされたと結論付ける最終報告書を発表した。しかし大惨事から1年3か月が経過した今も、ロシアと欧米諸国は依然事件の責任を押し付け合っている。

 報告書は、ミサイルの発射地点として、ウクライナ東部320平方キロの地域を特定。この場所がウクライナ政府軍と戦っていた親ロシア派武装勢力の支配域内にあったかどうかについては明確な記述がないが、オランダ安全委員会のチブ・ヤウストラ(Tjibbe Joustra)委員長は後に、それを示唆する発言をしたもようだ。

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ブークによる撃墜説を裏付ける有力な証拠というのは、殆どない。状況を見るだけなら、当初のウクライナ政府側の発表からして、極めて怪しい。墜落原因が掴めていないうちから、親ロシア派勢力の「ブーク」撃墜を言っていたのも不可解だ。半日くらいで、そんなに簡単に情報が判明するのも疑わしい。ネットの書き込みを信じて、それを判断材料としていたことも、情報操作の可能性がうかがわれる。ミサイル搭載車両の移動写真や動画のアップとかもあったはずで、ああいうのも用意周到に見えた。

索敵レーダーや照射用イルミネーター等の車両が存在してなかったのも変だったでしょう?

今回のオランダ報告という形で、米国以外から出されたけれども、HE破片効果弾頭による小孔が多数だとしても、破壊状況に合致しているものとは考えにくいだろう。機関砲による貫通弾痕のような穴についての説明も、整合的なものはなさそうに見える。


いくらSu-25には上昇限度があって、1万mには到達できないとしても、攻撃可能位置につくことは十分に考えられる。

旅客機の前下方側に位置している場合だと、速度差の問題や高度の問題は解決可能である。

空対空ミサイルのR-73かR-60を発射すると、同じく破片効果弾頭なので小孔が多数生じる。その後、旅客機が高度が落ちてくるわけだから、機関砲での射撃ができないわけではないだろう。


ま、当時のウクライナ政府や米国の発表が、いかにも疑わしいものだったので、今更オランダの報告が出されたところで、決定的証拠にはなっていないだろう。


世界中が、ロシアに比べて、非常にマズい状況となっている米国に対し一層厳しい眼を向けてくるので、こういうネガティブ情報を流さざるを得なかったのであろう。