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北朝鮮版「下町ロケット」成功の大笑い

昨日の北朝鮮ロケットの打ち上げ成功?(かどうかも良く分からないし、周回軌道投入に意味があるかどうかも不明)で、報道を賑わせているようである。


前回は12年12月12日ということで、日本では衆院選の投票直前に起こったものであった。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3bfa5fad41bcf3f501d90912d9dbc3b2

当時には報道陣を呼び寄せて過剰な演出をやった後、暫くしてから発射ということになったわけである。どうも怪しい、という感じが拭えないものであった。


北朝鮮という国は、制裁措置を受けているので、そもそも輸入とかができない。不思議ですよね?北朝鮮という国の脅威とやらが。


自衛隊は、北朝鮮のロケットの際には落下部品を破壊するべく、大袈裟にスタンバイするわけである(どうせ話題作り程度でしかないものだ。逃げた猿を捕まえるのに、物々しく自衛隊千人投入、とかやれば、どんな一大事かと驚くのに似てる)。しかし、韓国製ロケットは何度も失敗して落ちて来ているのに、破壊措置命令は必要ないということらしい。北朝鮮よりも危ないのは韓国製ロケットなのではないのか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E8%80%81_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)


北朝鮮のロケットは12年に続き16年にも軌道投入成功ということらしいので、技術的には韓国よりもはるかに上だろう、と考えられよう。端的に言えば、サムスン、現代やLG各グループを擁する韓国よりも、国際ビジネス市場からは締め出され先端技術を持ってるかどうかさえ怪しい北朝鮮の方が、ロケット技術力は上である、ということだ。


これぞ、まさしく北朝鮮版『下町ロケット』と呼ぶに相応しいのではないか。


以下のような物語が思い浮かぶというものだ。

北朝鮮は、周囲の嫌がらせとイジメにより、部品供給の道を完全に断たれていた。周囲の者たちは、制裁と称して貿易を停止させていたし、外貨獲得の道をも断ち切っていた。

残された道は、ただ一つ。
北朝鮮で、全ての部品を内製化する、というものだった。
ロケット開発には、あらゆる分野の工業水準が必要とされていた。バルブシステムは勿論のこと、シーリング材のゴム製品や、燃料噴射を完全調節できる電子制御システム等々、あらゆるものを、全て北朝鮮で製造しなくてはならなかったのである!!


このロケット全行程に必要な部品を全て内製化するという、信じられないような開発計画が北朝鮮において立案されていたのであ〜る!
部品製造担当者たちは、幾度も失敗を重ね試行錯誤を繰り返しながらも、寝ずに頑張ったりして、試作品の製造に成功したのだー!
特に、部品製造に欠かせない計測機器類や切削機器類、加工機器類を入手できなければ、開発計画は絶望的だった。しかし、そのような嫌がらせには屈しない精神力と確かな技術力が北朝鮮にはあった。故に、精密計測機器も切削加工機器も、全部自分たちで手作りするところから実行したのだ!

それら工作機械に必要な部品はどうやって調達できたのであろうか?
何と、今流行りの3Dプリンターで一個一個を作り上げていったのだー!こうして、部品製造に必要な機器類を作り上げるのに、2年はかかった。驚異的なスピードで完成に漕ぎ付けることができたのは、北朝鮮の持つ技術力が日本や韓国を凌駕するレベルだったからだ。
そして、それら工作機械類を用いて、ロケット部品の製造を瞬く間に成し遂げたのだった。過去の実績を踏まえれば、部品さえ調達できれば、後は組み上げるのは容易だった。


こうして、北朝鮮は周囲の嫌がらせや罠にも関わらず、全てをはね返して、独力で全部品内製化を実現し、ロケット打ち上げの成功を勝ち得たのだ!!
最初は誰もが「そんなことはできるはずがない」と言ってバカにしていたものだった。しかし、北朝鮮は技術レベルが韓国のハイテク企業よりも上であり、日本の製造業のレベルにさえ到達可能なものである、ということを、実証したのだ。


北朝鮮のような、ロクな工場もなく部品メーカーもない辺鄙な寂れた場所であっても、やる気と熱意と固い意志さえあれば、全部品内製化でもってロケットは飛ばせるんだ、という意地を見せつけたのだった。


何という『プロジェクトX』か。
何という池井戸か。


青空に向かって、白い糸を引くようにグングン上がってゆくロケットを見て、感涙にむせぶ北朝鮮のロケット技術者たち。部品製造に挫折しそうになりながらも、完成させた彼らの顔は、涙でくしゃくしゃになりながらも満足そうに見えた。



本当にこんな物語があったと?(笑)
その割に、北朝鮮の製造業がアレで生活水準もナンなのは、何故なのだろう。作れる技術力が備わっているなら、もうちょっとマシな自国内製品くらい製造販売できそうなものだろう。余程ビジネスに不向きなのか、頭が悪いのかもしれんが。


外注できないのに、部品1点1点を全部内製化できたとすれば、それはもう韓国企業の実力を上回っていることは確実だな。国際社会に登場するなり、製造業大国に躍り出ること間違いなしだ。安い人件費と製造技術能力が揃ってるから、鬼に金棒ではないか(爆)。


随分とロケットって安易なのね。
ホンマかいな。調子のいい話って、どこか胡散臭いんだよね。