怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

彼に騙されなかった理由は・・・たぶん嫉妬(笑)

ちょっと話題になっているので。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/031700036/?P=1


小田嶋氏をして、騙された、とは予想外。

我が家では、特に妻がずっと前から「この人おかしいよ、怪しい、一目で分かる」みたいに豪語しており、今回の一件でも珍しく「ホレ見たことか」の自慢を仰ぐ結果となりました(笑)。まさしく仰る通りでございました。


ま、当方は彼に特段の関心を抱いていたわけではありませんし、経歴等についても知らなかったので、経歴詐称で「騙された」感と言いますか、被害者感情のようなものは、一切ないわけです。ただ、時折「報道ステーション」なんかで顔を知ってた、という程度でした。番組登場時の紹介が「経営コンサルタント」と表示されていたので、「へん、そうなんだ、大したことないな」くらいにしか感じてなかったわけです。


どうしてか?と言いますと、ずっと以前から「胡散臭い連中」の『傾向と対策』(古!)があったものでして、経歴なんかよく知らなくてもいいけど、仮に「MBA取得、経営コンサルタント」みたいな肩書だったなら、まずその時点で「胡散臭い人だな」の印象を抱いてしまうであろう、という、当方独自のバイアスがあるからなのです(笑)。



リーマンショック前に、コンサルは…ねえ…、と。


2008年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/13d4607a915647fdb489764da699eb9d



2009年2月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/394a76a69263f245146a2ab63a7eb36e

(一部再掲)


世の中には、色んな商売がある。中には、詐欺的商法なんかもあるし、自尊心や見栄を満たす為だけに存在する商売もきっとあるだろう。「ハナモゲラ大学院大学MBA取得、学位取得、●●博士、現在ハナモゲラ大学院大学客員教授」みたいな、新聞紙で出来たようなどでもいい肩書きをしょって、空疎な泥人形を誤魔化しているような連中というのは、結構いるかもしれない。

早い話が、「中身がない」というだけ(笑)。

どんな形であろうといいので、親が金を出して、あまりありがたみのない大学に行かせて、大した教育も受けず、「名ばかり大学」を卒業してしまうことはあるのではないかと思えたりもする。履歴書の学歴欄を見ると、「名ばかり大学卒」とか書いてあるという寸法です(笑)。資格欄には、バブル気味の超安値「MBA」とか。まずお前が鍛えてもらえ的なダメ講師陣が役立たずな屁理屈を指導、ないし腐れ理論を「ネットで自学自習(笑)」や「仮想現実授業」、で、出来上がるのは、ロクでもない講師陣とほぼ同様な大卒者の拡大再生産が繰り広げられる、と。


別に、有名大出だろうが、MBA持ってようが持ってなかろうが、どっちだっていいんじゃなかろうかと。そんな肩書を有難がるという風潮が、当方にとってはアホらし、と思ったということなのですが。



2009年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/cafc82c5bc9915e987d10b0e0d409f3c

(一部再掲)

よくいるコンサルだのというのは、米国でMBA取りました、とか、肩書きは立派な人たちはそれなりにいるわけだ。そういう人たちの多くは、「米国では…」という「出羽守」(笑)タイプの連中が圧倒的に多い。で、米国モデル以外の解決法とか考え方とか、そういう何かを提案できる人間というのは極めて少数。
米国ではそうだとして、だからどうだっての?
何、それが一番優れているわけ?

つまり、彼らには考察というものがまるでない。
 (中略) 

人々の無知につけ込む、という点においては、詐欺師もコ○○ルも似たり寄ったりだわね。コンドルは飛んでゆく、ではないよ(笑)。

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とまあ、このように、コンサルを目の敵にしているわけではございませんが、辛辣な意見を浴びせてきた当方としては、あまり信じられるタイプの人種ではなさそう、ということです。いや、中には立派なコンサルタントの方もおられるでしょうから、心外に思われるかもしれませんが、当方の抱く感触というのは、概ねこういうことです、と。


なので、コンサルの発言には、一種の「眉唾」っぽく聞いておいて、自分で確かめないと気が済まない、というような感じですね。そうか、自分でやるなら、コンサルの必要性を感じない、ということになってしまいますかね(笑)。


いずれにせよ、世間さまに対して、何らかの「箔」を付ける必要性から、経歴のモリモリが横行してしまうのでしょうね。

しかし、当方が渦中のイケメンをくさしてしまうのは、詐欺的だろとかいうことよりも、世間が「彼に対する高い評価」を与えていることでしょうね、と気付いたのですよ。それは、当方が「彼に嫉妬している」ということなのです。


これはこれで、痛々しいわけです(笑)。
けど、自分がイケメンではないことくらい、簡単に分かりますし、誰も当方には質問してきたりコメントを求めたりすることは決してありませんから、日常的な社会生活においては当たり前のことのはずなんですね。


にも関わらず、心のどこかで「そんな程度のコメントはオイラでも言えらい!へん!」くらいに思っていて、これは嫉妬心なんだろうな、と。だから、当方には彼を非難できないし、彼の経歴の正誤は当方には関係がなく、どうだっていいことなんです。何処かで、ざまあ、なんて思いたくないからなんだな、多分。彼が降板させられたとて、自分に成功が訪れるわけでも何でもないわけで。逆に、嫉妬心に気付いてしまった以上、自分を誤魔化すのもちょっとナンだな、と(笑)。他人の不幸を喜ぶことは、避けたいから。


むしろ、報道機関側の方が、変に肩書を有難がってみたり、無駄な権威主義的姿勢だったりするということに問題があるのではないでしょうかね。

人間ってのは、チヤホヤされたり、傍から見ればうまく行っているようで悩みもなさそうであっても、分からないことってたくさんあるんですね。

普通の幸せを実感できることに感謝したいです。