怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

バーナンキ来日で財務省と日銀が恐れるヘリマネ議論?

日本の経済学者が殆ど役に立たないという、惨憺たる状況になってしまっているので、当てにされるのは海外の経済学者ということになりましょうか。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1A02E6


<15:25> ドル105円半ばまで上昇、バーナンキ氏が永久債発行を議論との報道

ドルは105.47円付近で一時105.50円まで上昇し、6月24日以来約3週間ぶりの高値を付けた。買いの主体は海外勢。105円付近にあった損失確定のドル買い戻しオーダーを巻き込んで、上昇が勢い付いた。

市場では、駐スイス大使の本田悦郎氏が4月に訪米した際、バーナンキ前米連邦準備理事会(FRB)議長と永久債の発行について議論したとのブルームバーグの報道が、短期筋による当初のドル買いの手掛かりになったという。

ブルームバーグが本田氏の話として伝えたところでは、バーナンキ氏は、日本政府が非市場性永久債を発行し日銀がそれを直接引き受けるというヘリコプターマネーは日本がデフレを克服する最強のツールになり得ると述べたという。

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だそうですよ(笑)。

というかですね、これまで日本人の学者諸君は何をやってきたのだろうな、と本当に心の底から思うわけです。20年も何ら進歩もなく、議論の質が高まるわけでもなく、無為無策が続いてきたということに、本当に驚かされるわけです。素人の拙ブログから見ても、あまりに酷いのではないかと。


つい数年前にも、アベノミクスがスタートして間もない時期から、危ないよって注意喚起をしたでしょう?

13年3月25日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6890b766733008cae666b26deca52197


無暗に浮かれているからダメなのですよ。できもしないのに、まだ手探り状態なのに、大きなことを言って啖呵を切るからダメなんですよ。よくよく考えて、慎重に事を運ばないと失敗するんです。足を掬われるんですよ。


要するに、日本の「経済学」界隈というのは、専門家という肩書の人々であろうとも、学者も実務家もエコノミストも大半が素人レベルとか、素人以上に害悪の大きい、無能集団の寄せ集め、みたいなものではなかろうかと思えるわけです。そうじゃなければ、これほど長期に経済がダメになるってことが信じ難いです。



バーナンキ来日に合わせて、というわけではないけれども、「バーナンキ背理法」関連記事で面白いのがあった。

日本にいたであろう、日本独特の、学問の域にすら到達しない「リフレ派」への批判がこちら
http://www.anlyznews.com/2016/07/blog-post_9.html



一応、拙ブログの見解は、もう何回も取り上げてきましたが、またしても再掲しておきたいと思います。あくまで素人見解ですので。

09年2月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/95a947676d5f04d2bd68c06a03b5051c

09年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/53921c05d13b88d64294044476e0f385




量的緩和策の意義、時間軸効果などについて

10年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dbde02567bdebbe3892934be9b6c205b


貨幣数量説への懐疑について

13年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/95a768efa153ef4e66e04cb3eb323e45