怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

天井に近づく米国債務

またしても予想通り(笑)、ということでしたな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000009-reut-bus_all

(以下に引用)

[ワシントン 27日 ロイター] オバマ米大統領は、週内にも連邦債務上限を1兆2000億ドル引き上げる権限を議会に要請する方針。財務省高官が27日、明らかにした。

政府と議会は今年8月の債務上限引き上げ協議で、2013年までの政府資金調達に関し合意しており、今回の要請もこれに沿ったもの。

合意では、議会が要請を受けて15日以内に3分の2以上の反対で否決しない限り、債務上限を自動的に引き上げることになっており、議会も休会に入っていることから、問題なく引き上げられる見通し。共和党過半数を占める下院は1月17日まで休会となっている。

オバマ大統領は期限までの円滑な支払いを確実にするため、1兆2000億ドルの上限引き上げを要請する方針としている。

合意では、オバマ大統領が連邦債務上限を3段階にわたって2兆1000億ドル引き上げることが可能で、これまで2度にわたり上限を計9000億ドル引き上げている。

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ということだったわけですが、上限引き上げは少し延期ということになったようです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000012-reut-bus_all

(以下に一部引用)

ホワイトハウス高官によると、要請の延期は数日であって、数週間にはならない。また、財務省は会計上の処理を行うことで政府の債務が上限を超えることを回避でき、数日間の延期により米国の信用が揺らぐことはないとした。

議会は大統領の要請後15日以内に採決を行う必要がある。
連邦政府の債務上限は現在15兆1940億ドル。今回の要請で上限が引き上げられれば16兆3940億ドルとなる。

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休会中だったから、ということかもしれないですね。
が、債務が15兆1940億ドルに到達しそうだ、ということはほぼ間違いないということでしょう。

11月4日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dca744b38469d45e18b25ddf477658f1

(再掲)

因みに、8月に債務上限を引き上げて以降、米国の債務残高は恐らく15兆ドルくらいになっているはずだ。僅か、2カ月や3カ月で7000〜8000億ドルの債務増加、ということになる。

これは、税収が減少している、ということと、財政支出が増えてしまっていることの、ダブルパンチだろうね。www

さてさて、残り3四半期を同じペースで行った場合(まあ、年度替わりとかで一時的な支出が増大するのかもしれないから、ペースが同一ではないのかもしれないが)、債務上限引き上げのレンジを確実に超えるであろう、という予測が立つ。

5000億ドル規模で支出を減らせるかな?(笑)
上限引き上げ幅は、確か2兆1000億ドルでしたか?
今のペースで借金が増え続けると、再度引き上げを議決することが必要になるんじゃないですかな?

まあ、見物だわ。

16兆3940億ドル、この枠は、残り1兆4000億ドルくらいしかないんだぞ?(笑)

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な?言ったろ?w
11月月初くらいで15兆ドルくらいだった、ということでしょう、多分。年末時点で15兆2千億ドルくらいということのはずですから。

今回、残りの1兆2千億ドルを引き上げても、このペースが続くと来年8月までは持たないであろう、きっと。

2013年に至る以前に、金欠となるであろう、ということである。トリガー発動を待たず、「ちょっと待って下さい、払えません」ということになってしまうから、である。

ところで、滞納していた国連の分担金は、払ったのでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/50afda8284501deca312d0bfbc669892

払えないということになる度に「カツアゲで日本にタカる」という、まことに典型的なヤクザか番長の手口、ということですわな。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3f695125f468a7de7d40526b9fde2a19


そういえば、日本の為替介入を支持しない、と米国から批判されたみたいですが、財務省も安住大臣も沈黙を貫いているようで。
こういう時こそ、「断固たる決意・姿勢」で介入する、みたいに言わないのが、本当に不思議(爆)。