怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本は未だ主権なき国家

アメリカは、オスプレイの追加配備を強引に進めてきた。正式通知だそうだ。 在日米軍は、何が何でも日本を支配下に置きたい、ということですと。 日本上空は、全国どこでも勝手に米軍機が飛ぶことができ、訓練飛行地域も米軍が自分勝手にどうにでもきるんだ…

「ボストン爆弾」テロの奇怪

どうもウソくさい事後報道が出ているようである。事前情報として、危険性のある人物として捜査されたことがある、ということらしい。しかも、容疑者の一人(兄)ばかりではなく、母親も監視対象者リスト登載者だった。>http://jp.wsj.com/article/SB1000142…

続々・さよなら「電力足りない論」

料金を上げろと言うだけの電力会社は、原発が動かないと電力が足りないと散々言ってきたわけである。電力会社は監督官庁には逆らえない上に、経済界とか原子力ムラの一部にがっちり組み込まれているからな。その上、経産省とエネ庁という極悪コンビが、電力…

試し斬り

特に意味はないです。 あくまで妄想の世界です。 向こうの人にだけ書いておく。 操作する側も色々と大変だ。 釣り餌を用意するわけだが、段々とそれなりのモノを出さなけりゃならない。 まず、いつもの北朝鮮ネタを出したが、マンネリでダメだった。 引っ掛…

ラインハート・ロゴフ論文に関する喧騒

前から言っているが、たった一本の論文で鬼の首を獲ったが如くに「結論はこうだ!」みたいに豪語していた人たちは、まあ「ハマったな」という程度ではないのかね。 >http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37639 基本的に学術研究なんだから、間違いは有り…

タガメ女言説への嫌悪〜深尾葉子著『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』

ツイッタ−で流れているのを見かけた。 >http://news.livedoor.com/article/detail/7617276/ 読んだらそれなりに「共感」できる部分もあるのかもしれないが、当方は到底読む気にもなれず。 著者さん?と思われるブログ記事があったので、少し読んでみたわけ…

吉本佳生著『日本の景気は賃金が決める』とデフレのこと

たまたまブクマ経由で目にしたので。>http://www.tachibana-akira.com/2013/04/5776 吉本氏の本は全く読んでいません。当該本を売ってるのを知らないので。ただ、書評とかタイトルからすると、最近記事で書いている「吉川洋」本の”賃金説”というのに近いの…

日本の金融システムはどのように破壊されていったか

昨日の記事に補足です。 後述すると言ったのに、まだ書いていませんでしたね。 当方の印象では、やはり最初の頃から同じでした。 参考:05年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/86e3f2eebab0ac82859e869f5addb51d08年5月>http://blog.goo.ne.jp/crit…

吉川洋東大教授の『デフレーション』について〜6.デフレは97年の金融破壊から始まった

これまでの続きです。 デフレを定着させる要因というものに、賃金の問題というのがあったはずだ、というのが拙ブログでの見解である。ただ、発生のきっかけとなったのは、やはり「97年ショック」であり、これは意図的と言ってよいくらいの、「作られた危機」…

吉川洋東大教授の『デフレーション』について〜5.人口構成と賃金低下

前回記事で、雇用不安定化の一側面を書いてみたが、もうちょっと関連することを書いておきたい。 まず、デフレ問題で人口減少という理由を挙げられていることがあるわけだが、単なる人数問題などではなく、「雇用不安」という面から捉えるべきであると考えて…

吉川洋東大教授の『デフレーション』について〜4.雇用の流動化

これまでの続きです。 90年代後半以降から社会の雰囲気が大きく変わっていきました。 それは、言わずと知れた金融危機に代表される、拙ブログで言う所の「97年ショック」というものです。 90年代前半までのバブル崩壊期というのは、それなりに「ああバブル崩…

官僚のヤラセTPP交渉(追記あり)

狂ったように推進する経済産業省と外務省官僚たちは、クーデターでもやってるつもりなのだろうか? 政権中枢で主流派となるべく、余念のない段取りを米国側代理人と打ち合わせでもやったのかもね。 で、先日、どうせ最初から結論なんか決まっていたことであ…

またしても自工会の不都合な真実

以前の続きです。 >http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/d5610ce97d98926d193a365c697ad56f >http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4ae1796db4c5a46f30e4827c15550906 さて、これまでにも指摘してきましたが、やはり3月も同じ傾向でした。 それは、自動車…

日本の金融(銀行・保険)業界は何故戦わない?

自動車業界の腰砕けっぷりは、まことに目を覆わんばかり。 かつてのジャパンバッシングの象徴とされた自動車は、完全に彼奴等の支配下にある。直近でも、トヨタ・バッシングで「いたぶり方」を実証してくれたお陰で、自動車業界は向こうの意志に従う、という…

TPPに裏切られた自工会の暗愚

経団連の中核をなす自動車業界は、TPP推進派として旗振り役を散々やってきたはずだった。ところが、肝心な「関税撤廃」が絶望的な状況になったようで、今になって落胆ということらしい。 >http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/646…

またしても邪魔ばかりする「りふれは」の面々

ほんと、邪魔するな、と言ったのに、どうしようもないな。 雨宮正佳日銀理事の人事に関連して、日経新聞の記事があったらしい(当方は確認していません)。ロクでもない活動や言動を繰り返して、黒田日銀の信頼性を貶め、人心の離反を拡大するようなマネばか…

吉川洋本の記事についての山形浩生氏からのコメント

別館の方にコメントが来ていたのですが、気づいていませんでした。 大変失礼しました。昨日まで放置になっておりました。はてなにログインした状態で一つはコメントが書けたのですが、もう一つの記事の方がどういうわけだか書いても反映されず、画像の数字を…

日米間TPP事前交渉は官僚のヤラセ

とりあえず、ドサクサでいいので、交渉正式参加を既成事実化せよ、ということだけで決まったのものである。 元々の政府間交渉なんて、ほぼ出来上がっているものであり、議論も何も、論点など出尽くしていたであろう。 何故かと言えば、民主党政権下で散々「…

本屋大賞『海賊と呼ばれた男』・百田尚樹著のこと

百田さんが受賞したニュースを見た。>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000024-mantan-ent ぼくには、難しいことは分からない。文学的センスとか全然ないし。 妻と娘がぼくの誕生日に『永遠のゼロ』をプレゼントしてくれてたので、作家さんの…

吉川洋東大教授の『デフレーション』について〜3.マネーストック急減は何故起こったか

ちょっと間が空きましたが、シリーズ再開です。デフレに至る過程では、金融システムの異常、ということが先行して起こっていたものと思います。それは、バブル崩壊過程でもあり、90年代前半から中頃までの、主に97年以前の出来事でした。特に、マネーサプラ…

「りふれは」田中秀臣の醜悪

拙ブログでは、意見の違いを問題視するものではありませんが、指摘すべきと考えることはそうしております。 そして、仮に同じく「デフレ脱却」を言っていようとも、拙ブログにとって迷惑であるものは、「迷惑である」と言わざるを得ませんね。 先月記事で取…

ヤミ金被害は過去最少

そういう報道があったようです。 記事によれば、99年以降でヤミ金被害が過去最小、ということらしい。>http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2013040401001095 前にも指摘したわけだが、出鱈目言説の人間たちというのは、本当にどうしよう…

金融政策の選択は神学論争ではない

これまで傍流として社会に認知されてこなかった「りふれは」とやらの存在は、現時点ではマイナスでしかない。 特に、日銀や黒田総裁、岩田副総裁らの足を引っ張る存在だ。 なので、大袈裟に騒ぎ立てたり、勝ち誇るのを止めるべき。あのような者たちの延長線…

飯田泰之は以前に何と言ってきたか

リフレ政策を言ってきた人、というのは間違いではないだろう。今朝のモーニングバードという番組中で、飯田は「2003年からずっとこれを言ってきた」というような発言をしていたわけである。 が、当方の知る限り、今回の黒田日銀の出したような政策について、…

サプライズの「次の一手」で冴える黒田節

先月終わりの記事で、黒田総裁以下日銀の方々に史上最大の作戦を成功してもらえるよう、お願いを申しあげました。>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/36cd62a872d26763faeeaf7f37bd65a2(再掲)そして、デフレは15年にも及ぶ長期となってきたこともご存…

大企業を特別救済する為の円安と”輸出還付金詐欺”

日銀短観や法人統計から見えてくることは、円安によって救われる人は誰か、ということがある。 まず、年末以降の円安局面によって、中小、中堅企業の業績悪化がもたらされた。その一方で、大企業(資本金10億円以上)だけは一服できた、ということがある。大…

また「りふれは」か〜svnseedsの例

ホント、ネット上の「りふれは」とか自称している連中のやり口というのは、見るに見かねるわな。また、くだらないものを目にしてしまった。以下、ツイートの引用だが。 >https://twitter.com/svnseeds/status/319314396499279872『うわ、さっきのスタグフレ…

続・自工会の不都合な真実

おいおい、昨日の記事がまた誰かの「痛いところ」を衝いたかな?(笑) 本日は、どういう理由か分かりませんが、爆上げだったようで。何と300円以上も上げたようですぜ。下げた時でも、マーケットの中にあるどうでもいい理由が提示されるわけだが、そんなた…

米国債と英国債の謎

世界的に株式市場は「好調だ」というようなことらしい。代表的な例が、アメリカのダウ平均は史上最高値だ、と。日本にも、若干の恩恵がやってきたのかもしれないが、手放しでは喜べないようにも思う。 極端な言い方をすれば、日米英の「緩和競争」によって、…

決算対策としてのアベノミクス

新年度に移行した途端に、為替も株価も大幅反転、ですな。 輸出比率の高い大企業にとっては、期末の価格が大きく影響するわけで、そういう点では「アベノミクス」とやらの宣伝効果は、あった、ということは言えるだろう。 すなわち、企業の期末決算対策とし…