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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続々・さよなら「電力足りない論」

料金を上げろと言うだけの電力会社は、原発が動かないと電力が足りないと散々言ってきたわけである。電力会社は監督官庁には逆らえない上に、経済界とか原子力ムラの一部にがっちり組み込まれているからな。

その上、経産省とエネ庁という極悪コンビが、電力会社にあれこれ要求を出すわけだから。


本物のゴミ官僚どもが、己の手柄と利益とカネの為だけに、国を売り、国民を欺くのだから、始末におえない。カネ亡者と従米派どもの手先となって行動し工作するのがヤツラの仕事なのだ。



さて、以前の続きである。


12年8月>さらに続・さよなら「電力足りない論」


不思議なことに、今年は節電の数値目標はなく、「計画停電」も全然言ってないのだそうだ。ヘンですよねえ?
余力は確保できるから数値目標が必要ないって、昨年だと「大飯再稼働でも足りない」と言ってたのと合わないんじゃないですか?


原発キチガイだか原発中毒だか知らないが、「節電なんかやっても解決できない、電力は足りない」と豪語していた連中は、今年は息を潜めて出てこないみたいだ(笑)。


オイ、コイケ、じゃなかった、おい竹田圭吾、「救いようのないバカ」とかレッテルを張ってたお前が、どうして黙っているんだね?
自分の主張の正しさを実証してみろよ。どうした?前言撤回か?
江川紹子なんかも「足りないのは明白だから誤魔化すな」みたいに飯田哲也に絡んでなかったか?こういう連中は、何故今年は黙っているんだね?


まあ、経産省やエネ庁のゴミどもに踊らされる人間たちというのは、多い、ということなんだろうな。そういう連中がこぞって一般人をバカ呼ばわりしたり、見下し感満載で「自分は正しいことを知ってる」みたいに自己陶酔してるっぽい。


「りふれは」とか経済学信奉者たちの権威主義的なのと、似ている。こういう連中に共通するのは、矢鱈と偉そうで傲慢。物言いが上から目線。そして、一般人をバカにする、という傾向もそっくり。で、結果的には間違っている、ということが事後的に判明するものの、その時には全員潜伏して隠れたままで出てこない。自分の主張や発言に対して、反省というものが一切ない、というのも全く同じ。


こういうヤツラがいるから、政治は変わらず、ゴミ官僚どもの支配が持続することになるわけ。だって、いかにも正しい意見であるかのように出鱈目を言い、一般人を騙すからだ。そういう連中の方が、勢力が強く、言論世界でも影響力を持つからだ。対抗意見は、無視されて終わるだけ。


ゴミ官僚どもがどういうことをやったのか、という点について、事例で振り返ってみることにする。



12年1月
「電力おばけ」の具体例


12年5月
北海道電力の需給見通しは信頼できない

”7%節電”を強要するのは、原発を再稼働させたいから

苫東厚真発電所4号機の定期点検について

続・苫東厚真発電所4号機の定期点検について


北海道の夏の電力需給なんて、普通に足りてるよ、という話であるのに、これを隠蔽する為に行われたのが、4号機定期点検、であった。ホント、ただのゴミ官僚の思いつく手というのは、どうしようもないという、よい見本だな。
今年は、点検をいくつかの火力発電所で断続的に実施するわけだが、節電目標を定めない理由というものを言ってみろ。


それから、今シーズンの冬は北海道は非常に厳しい寒さで、積雪量も記録的であったほどの厳冬期間だったわけです。それでも、需給は問題なく乗り切れたというわけです。

事前に出されていた供給力は580万kW程度であり、過去の最大電力量からすると「足りない、計画停電だ」みたいに脅しを言っていたわけである。
だが、本当の供給力がもっと多かったことは明らかだった。泊原発の稼働がなくとも、何も起こらなかった。


最大電力量は1月18日の551.5万kWが最高で、600万kW程度の供給力だったので問題なかった。580万kWであったとしても、95%だ。
参考までに、560万kWの95%として、532万kW水準を超えた日は、12月中で4日、1月に8日の合計12日間しかなかった。時間数にすると、約50時間程度であろうと推測された(560万kWというのは北海道電力が出した供給力の少ない月の水準である)。


つまり、ピークを抑制する方法かカバーできる方法があればいいだけであり、それは蓄電技術などでも解消可能ということだ。原発を動かす必然性があるものではない。揚水発電でもいいはずだ。記録的寒波だったけれども、原発なしでも乗り越えた、ということが事実だ。今後、メガソーラーの発電能力アップが加わるから、原発の必要性を正当化する根拠は見当たらない(笑)。



あと、ゴミどもが画策した事件が以下の停電事故だ。


12年11月の鉄塔倒壊事故

北海道電力の鉄塔倒壊について

続・北海道電力の鉄塔倒壊について

続々・北海道電力の鉄塔倒壊について



本格的な冬に入る直前に、「いっちょう脅しておいてやるか」的な4日間もの停電事故を演出してくれたんだと。


で、これのお陰で判ったことがあったわけ。
それは原発推進論者たちは、突然のブラックアウトに対して、誰も責任追及をしなかったし、「停電で人が死んでもいいのか」みたいな脅しが全くの出鱈目であり創作デマだった、ということを実証してくれた(笑)。


クレディスイスの市川眞一みたいなのが言ってた理由というものは、全くのウソ八百であるということが実証されたというわけだ。
ゴミ屑どもというのは、元々が本物のゴミなので、やった結果がこんなレベルということだな。



で、ネタ切れになった経産省とエネ庁は、拙ブログに散々貶されて失態を晒してしまうのを恐れたのか(違うか)、今年はもう「電力不足」って言うのを諦めたんだと。それで、昨年まで演出に凝ってきた計画停電とか数値目標というのを一切止めたんだと。
やればやるほど墓穴を掘る、ということを、ようやく知ったのだそうだ(笑)。



世の中というのは、これらゴミ屑どもと、それを支持するエセ知識人気取りの連中が多数派を形成するので、現実世界ではヤツラが勝利するように出来ているわけだよ。ゴミ屑連中の方がはるかに評価され、重用され、権限を獲得している、ということである。
まあ、ゴミ箱の中でコネクションを得るのは、ゴミ屑同士しかあり得ないわな。