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もう一度言うよ〜民主党が生き延びる法

野田一派は、自民党の手下になり下がったわけですよ。これは、皆さんもはっきり判りますよね?


どうしてそうなったかと言えば、野田総理が「オレは絶対に増税したいんだ」という、個人的に異様な願望を抱いていたが為、です。


増税実現の為なら、他のどんなことでも捨ててもいい、ということですね。それは、かつての約束であるとか、掲げてきた理想であるとか、そういう全てのもの、です。


何故こんな奇人のようになってしまったかといえば、総理のイスを守らんが為、です。総理のイスを守ってくれている人は、是が非でも「増税しろ」と言っているから、です。


で、野田一派というのは、野田と、前原・仙谷+枝野、といった面々ですね。


昨日から今日の報道などでも、民主党自民党公明党というのは「違いはないんだ」というようなことを言われていたします。


これはどうしたことでしょう?
確かに、極端には違わない、ということがあるかもしれません。
だったら、民主党になんて任せないで、自公政権のままでよかった、ということではありませんか?


それを多くの国民が嫌った、むしろ旧弊に後退してゆく自民党には何ら期待できない、ということで政権交代が起こったはずなのです。


それは、自民党にはできなかった、古い利権体質だとか霞が関支配からの脱却とか、そういうことであったはずです。


なのに、民主党はどんどん過去に後退していったのです。
野田政権に至っては、自民党時代よりもはるかに劣化した「自民党政権」が誕生してしまったのですよ。


それが、野田と自公の連立であり、合意ということの中身です。


当方は、09年時点の選挙でも民主党には入れませんでした。民主党はあまりに稚拙ではないか、としか思えなかったから、です。


ただ、大震災と福島原発事故を機に、自分にも反省しなければならない点が多々あったと思ったのです。


今は、日本にとって重要な時です。
野田に政権を担当させている限り、未来はないものと思うべきです。細かい違いや意見の対立はおいといて、反増税脱原発、これだけの軸で対決すべき相手が、明確になったのです。


野田はもはや民主党員ではありません。自公と連立の人となったのです。
自民党の町村は3党連立だ、みたいなことを言ったそうです。


それは、民主党民主党である必然性がない、というのと同じです。


自公連立は、野田・前原・仙谷の増税トリオのグループがやればいいノダ。確かに、彼らには「違いがない」から(笑)。


彼らの方が少数派なんですよ。
だから、ネオ民主党(とりあえずここではそう呼ぶ)を野田一派と区別すればいいだけなのだ。少ない方に出て行ってもらう、自民党に行ってもらえば、自公と野田の連立なんて必要もなくなって、まさしく「自公政権」がすっきり誕生するだろうて。



で、ネオ民主党は「これまでの失敗を反省します、もう一度心を入れ替えて改革に取り組んで行きます、国民の意思・意見を尊重します」と心の底から詫びるのです。


そうすれば、みんなの党とか維新などとの連携は不可能ではなくなるはずです。彼らは、旧弊に対決するというのなら、協力関係を取れるはずですから。維新を口説ける姿勢を作ることが必要です。


対決すべき相手は、自公+野田一派、だということ。


彼らは、旗印を明確にしたのですよ。増税原発政策は自民党時代からの継続、ということです。


その為には、野田政権を不信任で辞任に追い込むことが必要。
はっきり「野田一派と決別」の意思表示をすることが必要。


野田一派に加担し、国民の意思を無視し蹂躙した自民は、野田一派と共に朽ちるがいい。

自民は、選挙で民主党が負ければ「自動的に自民に票が入る」と思っているかもしれんが、国民はそんな選択を望んでなんかいないんだよ。この際だから、みんなの党や維新が彼らを駆逐してくれればいい。
だけど、そうなると政権運営に不慣れな人たちばかりになっても困るだろうから、実務経験のある人のいるネオ民主との連立を考えた方がいい。


このまま行くと、民主党の支持率は一桁ですから、どうせ大惨敗は免れないのですよ。だったら、一大決戦を仕掛けて、野田一派を追い込む方に賭けるべき。

国民は、反増税と反原発を掲げる方に、圧倒的多くの支持をするだろう。そのチャンスに賭けろ。そうすれば、ネオ民主はある程度生き残るはずだ。


今こそ、勝ち誇っている自公にひと泡吹かせて、「自公と野田の連立」だのと言って憚らない、旧式”自民脳”(森元総理ら旧領袖クラスだ)に引導を渡してやるべきだ。


三文芝居なんぞを仕組んだ連中に、裁きの宣告をしてやるのだ。


野田一派を切れたなら、民主の生き残る数は多くなる。放逐できれば一番いい。これが唯一の方法だ。



ぼくは、反増税・反原発、これを約束する人に投票する。