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野田・前原・仙谷の反主流派は人数が圧倒的に少ない

野田政権は、野田の与党となっている自民党頼み、ということらしい。
だったら、野田は自民党に行けばいいんじゃないの?(笑)
そうすりゃ、話が一番早いだろうて。野田政権を、谷垣さんに支持してもらえばいい。


増税トリオの三悪人、と呼ばれる(冗談ですけど)、野田政権を必死で支えている面々だが、彼らは元々党内少数派だ。

強引に増税法案に採決となった場合、衆院での野田+前原・仙谷・枝野グループが賛成に回るとして、人数が少ないわけだ。せいぜい、40〜50人くらいだ。他の浮動層議員もいるだろうが(無所属とか)、主流派が反対に回ると数的には届かない。


増税派の中核グループ
  谷垣自民 119(造反なし、として)
  野田+前原・仙谷他 50


まあまあ固い数字は、ざっと170である。これに更に70上積みすることが必要。
公明21が賛成に回って、国民新党も賛成しても、+24にしかならない。微妙なラインだな。


反増税派として小沢+鳩山グループの両者で約160、菅、羽田、旧社会党系などが加わると、約+70だ。合計230となって、他野党40が反対するのはほぼ確実なので、自公が賛成に回ったとしても、足りない可能性がある。


一番いい解決策としては、民主党内で少数派の野田+前原・仙谷は、「野田化した自民」(自民化した野田政権グループ?)と一緒になれば一番いい、ということだろうに。


もっと有利なのは、内閣不信任案だって言ってるでしょう?
自民は、間違っても野田政権の「信任投票」なんかできない、って言ってるんですよ。自公が欠席したら、野田+前原・仙谷グループは数的不利をひっくり返せない。


自公が欠席した場合、残り340票の過半数である170を取ることは、小沢+鳩山+他野党ならば簡単にできるから。野田政権側には、170票を党内で集めることは、ほぼ不可能、ということだ。


残された最後の頼みの綱は、解散権だけだが、それは自爆テロと評されるであろうし、違憲状態を維持し不作為を重ねてきた総理大臣が権利行使をすることは、違法行為を率先して行うという憲法遵守違反を公然と行うということになるだろう。


マスコミは、菅総理の時に「解散権なんか行使できない、違憲だからだ」と散々言っていたわけだから、野田の解散を支持することなど、絶対にできないだろう。菅の解散権を封じ込めたのに、野田になったら急に掌を返すというのは、明らかにオカシイだろう、ということだ。だから、解散なんかできやしないのさ。


なので、野田政権を確実に退任に追い込めるのは、不信任案だ。社民でもいいし、誰でもいいから、出す算段を立てよ。小沢と鳩山グループは、今度こそ野田政権+守旧派自民の手先となっている前原・仙谷・枝野らの勢力を駆逐することができる。



前原と野田が中間層から集められる数があっても、100以上となるとかなり大変だ。
グループ外から、それだけ集めなければならないから。彼奴等のこれだけの人望があるとは思えんな。菅を引きずり降ろしたのは、コイツラだからな。