怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

原発作業の全国的ローテーションを構築すべき

無収入に陥るというのは、回避するように考えるべきだ。

http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/eyenews/2012/07/post-248.html


どういった管理水準が求められるのか全然知らないが、ローテーションで数年間ごとに作業に戻れるような方法を考えるべき。

仮に5年は作業ができない、ということなら、そういう人が他の現場で作業できるような仕組みを作るべき。

例えば、線量と危険度に応じて作業ランクを1〜5の等級に区分し、1年毎にローテーで移動する、というような方式だ。これは全国の原子炉の仕事を、業界全体で割り振りする、といったことをする必要がある。


<例>

福島第一(作業5 困難) 
 ↑  ↓
作業1(線量 日常生活レベル)
 ↑  ↓
作業3(線量 中程度)
 ↑  ↓
作業2(線量 やや上昇)
 ↑  ↓
作業4(線量 やや困難)


線量基準によって、年単位なのか数カ月単位なのか判らないけれども、こうした移動で線量コントロールを考えるのと、過酷な環境でのみ賃金ということではなく、それ以外でも同等の賃金を確保しつつ長期に渡る廃炉作業を継続できる管理体制を構築する必要がある、ということである。

今のような状況であると、早晩投入できる人員が尽きてしまう。あるいは、無理して作業を続行といったことになりかねない。全国の原発が同様の「十字架」を背負ったものと思って、協力体制を整えるよりないはずだ。それが、日本の負った責任というものではないのか。


末端の作業員たちにしわ寄せばかりがいくのは、改めるべきだ。