怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

アメリカのGDP統計って何なの?

あまりの不思議さに、よく判りませんな。
ドルという通貨は、既に紙屑なみに値下がりしている、ということですかね?

長期統計というのか、長期系列というのか、よく知りませんが、どう見ても、1930年の大恐慌頃のアメリカ人の方が、今の中国人民よりもはるかに裕福みたいですな(笑)。

アメリカの経済と経済政策 - Wikipedia


一人当たりGDPが6500ドル近くあるんだと、1930年のアメリカ人は。殆ど奴隷みたいな差別的扱いを受けていた黒人たちとか、全部含めてその数字らしいですぜ。

4人家族だと、軽く25000ドル級の暮らしだったんだと。

1925年のドルとポンドの為替レートは、1ポンドが4.8ドルだったんだそうです。31年には、大恐慌後の不況を受けて、ポンドは減価を選択し、4.86ドルから3.49ドルというポンド安ドル高政策にしたのだそうです。

で、今は1ポンドが1.6ドルだそうです。
やけに高くなったんだね、ドルが。貨幣価値の高かった昔では、1ポンドがせいぜい3.5ドルくらいだったのに、今ではその2倍も高い、と。イギリスの凋落がアメリカのドル価値下落よりはるかに酷かった、ということなんですかね。いや、よく分からないんですがね。

アメリカの実質GDPが名目GDPを逆転したのって、つい最近なんですよね、これが。不思議でしょうがないですわ。過去の酷いインフレ時期なんかをこれだけ長い期間過ぎてきたというのに、それでも名目値の方がはるかに小さかった、と。

本当に、そんな出鱈目みたいなことが信じられると思いますかね?


当時の物価水準と今とでは違う、とか、そういう理由とかがあるのでしょうけれど、言ってみれば「現在」から過去の数字を辻褄合わせでいじって、誤魔化す、というのと、違いが見いだせませんな。



もしも、ドルを世界中にばら撒いて、それで色々とやってきたのであれば、合点がいくわけですわ。今の米ドルの貨幣価値なんて、全然大したことないんじゃないのかな、とか。


ああ、中国の実質GDPも、やはり大したことないんですわ。171兆円くらい。名目GDPはその3倍くらいあるけどな(笑)。
アメリカのやってきたことも、そういうのと違いがないんじゃないの?本当は。

名目値は見えるけど、実質値って、見せなくて良かったからね。
だけど、本当は金を刷ってばら撒いてきた、というだけで、成長しているといっても、本当は大したことがなかったんだけど、それじゃカッコ悪いからって、数字をいじって誤魔化してきたんじゃないの?

昔なら、それでも誤魔化せたのかもしれないが、今はみんなが情報をみたがるからね。マジで1930年とかの昔の時点で、こんなに裕福だったのか?アメリカ人は。
もしそうだとすると、名目と実質との乖離が酷過ぎるな。そんなに強烈なデフレみたいなのとか、それ以前からあったのか?
10倍以上も違うって、オカシイだろ、それ。

むしろ、逆に名目値がデカイなら分かるが、物価は下がってきたわけではあるまい?


まあ、アメリカの実質GDPなんてものは、単に今の時点で数字をいじるだけなんだろうから、虚構みたいなものなのかもな。
実質って、何さ?(笑)

世界中に、嘘をついてきたのか?
そうじゃなけりゃ、どんだけ貨幣価値が暴落してきたんだ、って話だんわな。