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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

2011年の『9.11テロ』は防いだみたい

米国にとって、10年という区切りの年であったので、悲しみや辛さを乗り越える時間の道標となったのではないかと思う。

が、現実に目を向けると、未だに「テロとの戦い」を継続し続けなければならない「米国軍事部門」というものに、哀れみのようなものを感じるのである。ローマ帝国の衰亡を見るような気分にはなる。

米国軍事部門とは、政治的なものも含まれるし、軍隊そのものや退役軍人たちも、軍需産業を担う企業群もそう、もっと広くは国防関連の企業はほぼ全部そうだろう。
(近頃だと、最もクールなのは、ネットやハッカー部門などだ。最新型ウイルスソフトの開発とか、特定個人識別ソフト(画像、音声、ネット履歴の癖、嗜好など広範に及ぶ)の開発、標的国家の公的機関へのアタック方法の開発、等々、かつての「マニア垂涎」の行為を軍や政府のバックアップを受けて行うことだ。)


そうした米国の一大軍事産業部門は、これまで米国の繁栄を支えてきた。
特に世界唯一の超大国になれたのは、表と裏のパワーを駆使してきたからだ。


けれども、肥大化した過去の軍事力は、あまり使える場がなくなってしまったのだ。

今回、テロ情報というのがもたらされた、とのことだったが、何も起こらなかったようだ。犯行グループが厳しい警戒態勢に恐れをなして、実行できなかったか、優秀な捜査機関が犯人を割り出して逮捕し、未然に防いだのかもしれない。

9.11から10年狙った「信頼できる」テロ情報、米 警戒強化を指示 写真6枚 国際ニュース : AFPBB News


この信頼できる未確認情報って、言い回しが気になるよね。未確認だったら「信頼できる」って、どうして言えるのかな?とか(笑)。
ああ、そうか、「ビリーが昨日言ってたけど、今度マリーとジャックが結婚するらしいわよ」みたいな情報ってことか?
ビリーはいい奴で普段から嘘をつかないから「信頼できる」情報源、それにマリーとジャックが付き合っているらしいことは以前から周知の事実だったとなれば「信憑性の高い情報」、と。
でも、マリーとジャックはまだ結婚してないし、招待状も届いてないし、当人にも確かめていないから「未確認情報」、と。そういうようなことかな。

こういうのを噂話と呼ぶような気もするが、まあどうなのか分からないな。



05年にも、テロ攻撃される、という信頼性の高い情報がある!といって、NY中の警官を引っ張り出してきて、超厳重警戒態勢を敷いて、検問とかも厳しくやって、NY市長は「これは戦争だ」というブッシュ語録なみの警備を無理矢理進めた挙句に、結局「情報はガセでした〜、釣りネタでした〜」みたいに、誤った情報だったわけですよね(笑)。


で、今回も、6年前と同じく「ガセネタ」だったのか、犯人逮捕の報もなく、何も起こらなかったみたいですな。

そもそも、アフガン人で空路で入国、って、そんなの米国が許すの?(笑)
どうやって事前審査をパスしたんだろうね。許可を出した機関は、責任問題だろう。

それに、そんな危険人物が入国するのに、空路って、一番シビアな交通機関を使うと思うか?
オレみたいな、アニメや映画の世界しか知らん人間でも、もっとマシな入国方法を選ぶと思うけど。

本気で狙ってるなら、もっとやり方を考えるだろうよ(笑)。


自動車爆弾って、そんなもんでいいなら、どこででも起こせるわな。
アメリカは広いんだし。


まあ「テロ」を強調しなけりゃ、存在意義が失われるとか薄れるとか、そういう方々は必死になりますわな。


何事も起こらずに済んでよかった、これは確かなんですがね。