怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

検察審査会の改革はどうなった?

小沢の裁判が始まって、そちらに注目が集まっていますが、根本的な問題点には、何らの解決も示されていません。


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/24b5749c57bd5794eea73f8aa3008559


検察審査会の疑問点については、最高裁をはじめ最高検法務省も、みな「口をつぐんだまま」です。

東京第五検察審査会の全貌は、完全に闇に包まれたままです。
検察審査員を選んだ過程も、途中に関わった裁判官や検事も、完全秘匿というのは、明らかに異常です。

読売新聞記者が民主党の辻議員に「電話の翌日」に取材申し入れをしたことの説明もなければ、どうやってその情報を仕入れたか、誰にも分かりませんね。

それに、完全独立の、どこにも指揮監督可能な上位機関が存在していないという説明らしい、検察審査会の仕組みそのものの問題があるであろう?


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/51b298923608ed97a62023f8dd329cc8


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/33802b30c779844befd67103cc4e8101

地上最強の準司法機関?であって、その組織もメンバーも選考過程も、関与した法曹や裁判所職員も、完全秘匿できる、「闇の組織」ということを許しているのである、ということだ。

これは、超法規的懲罰組織か何かですか?(笑)


異様である。
検察改革も結構だが、検察審査会の実態というものについて、大手マスコミのどこも触れず、報じないということが、真の意味で危機的である。

しかも、恥知らずな法曹界では、これを「誰も問題としない」ということなのだ。最高裁も、検察も、みな、「東京第五検察審査会の正統性」というものについて、何らの説明も情報開示もなされないということである。審査会の個人を特定せよ、ということを求めているわけではない。
それ以前の問題であるのに、事務局長さえ「説明に立つ」ことがないわけである。これが異常でなくて、何なのか。

でっち上げ、出鱈目、そういうものであれば、それも合点がいくというものだ。
これも日本の伝統芸、「ヤラセ」「八百長」といった類ですかな。そう疑いの目を向けられて当然だ。


もうちょっと追加ですけど。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/846ddaa39b95cb8530587c69d246ad47

しつこく何度も取り上げて恐縮ですが、読売新聞では、当時の「斎藤隆博」特捜副部長が説明した場面というものを記事にしていました。
また、審査補助員の吉田繁実弁護士の説明した内容にも言及しています。
こうした情報が、どこからどうやって手に入れることができたのでしょうか?

守秘義務違反を問われる人間というのは、漏らしますか?
「事務局の人間」ならば、「辻議員から電話があったこと」や「検察審査会の開催日程」や「検察審査会で話された内容」や「議決をとるか否か尋ねた審査会長」や「議論は煮詰まった、という審査員の声」なんかが、分かるということですか。

国民の前には、東京第五検察審査会の事務局長等事務局の人員を開示できず、開催日程や議事録も示せず、けれども読売新聞だけは「検察審査会の会議の内容」なんかを知ることができた、ということですね。

守秘義務違反はどうなの?
それとも、国家公務員法違反ですか?
そういうのは、どうなんですか?