怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

証人喚問すべきは、検察審査会事務局

自民党以下、小沢の喚問要求と騒いている方々は、もっと別な方向で頑張って下さい。特に、共産党、追及するのが他と比べてはるかに優秀なので、是非とも頑張ってほしいものです。


日本の恥知らず最高裁は、裁判所事務官などを通じて隠蔽工作に加担しています。法務省や検察もこれと同罪です。実質的に裁判所事務官などを支配しているのは、こうした上位組織であるはずなのに、出鱈目を皆で続けているのです。

一般国民から出される「架空の議決ではないか」「検察審査員は存在していないのではないか」という、具体的な疑惑に対してでさえ、一切の返答を拒否してます。

もっと初歩的な質問さえも回答できないというのは異常です。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/bfc28103b63c5c63e5509a0ee6f6bece

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/66fdfc13d316b248570073b3a4e1f95d

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こうした年齢計算の誤りというものが、どうして発生したのか、誰が計算したものか、そういうことを「明らかにして下さい」という話だけですら、これが不可能というのは異常ではないか?

事務局長さえ人前に出せないのは、明らかにおかしいよな?
耐震偽装問題の時なんて、あんなに簡単に国会で吊るし上げていたよな?


小沢の説明不足なんてレベルではありません。
最低限、小沢の件というのは、対象者が「小沢」で、問題とされているのが「持っていた4億円の金」ということもはっきりと分かっている(参考までに、福島みずほだって、数億円も金を保有しているのだぞ?)。おまけに、東京地検特捜部が調べた、という捜査済みの話である。

ところが、検察審査会の問題というのは、より一層、闇が深いのである。対象者が誰なのか、全くの不明。事務局長以下、事務官も完全な隠蔽。顔がないのだ。相手が存在しないのだ。追及相手が誰なのか全く分からないのに、読売新聞記者だけは、審査会の討議の模様が詳しく分かるという、この不思議。
発言者とか、内容までもが分かるのはどうしてなのか?
1回目の審査議決にしても、どうして判明したのか、全会一致だったと大々的に報道された。起訴相当の議決は、誰がどうやって分かったのか?読売新聞記者は、審査員に接触できたのか?他の誰かが漏らしたのか?

審査員の選考過程も、手続の検証も不可能。関与した検事も裁判官も完全秘匿。ましてや、検察審査員が誰なのかも不明。メンバーが誰なのか教えろ、ということを求めていないのに、全てを秘密にするのだ。


裁判員が記者会見などで発言していたりするのを報道しているが、それと比べても、異様な隠蔽の仕方である。


日本は、民主国家としての体をなしていない。
出所さえ検証不可能な議決によって、起訴されてしまうのだ。独裁政権なんかの、恐怖政治と一緒。腐れ司法の奴らは、これを支えてきたのだ。己の立場の為に。出世や権力欲や金の為なら、良心なんぞ屁でもないという連中こそが、偉くなるということだな。


政治家たちは、マスコミによって、いくらでも差し替えられるのである。つまらない失言問題とか、そういうものによって、簡単に排除できるのである。それを可能にするのは、マスコミの暴走だ。
例えば、柳田大臣や鉢呂大臣が簡単に排除されたのは、そういう結果に過ぎない。


特定の奴らが、好き勝手なことをやり放題、ということだな。
これを守り、助けるのは、マスコミだ。共に加担する政治家たち、法曹家、その他恩恵に預かる連中。

日本という国は、本当に狂っている。
誰にも止めようのない、悪鬼妖怪の類が支配する国なのだ。

そこに横たわるのは、ありとあらゆる組織に浸透した、「共犯関係」のような複雑怪奇な「関係性」と「しがらみ」なのだ。


それぞれが、悪の親玉のような立場を回避しているのである。陰謀の本体というものが、存在していないのである。各個人は、ほんの少しの「悪の片棒」を担ぐわけだ。自分自身が最高頂点の親玉であるとは自覚されないのである。だからこそ、本体がない。そして、それらが集合した時、誰にも手出しのできない、真の巨悪を構成するのである。
誰か一人くらいを排除しても、本体がもともと存在してないが故に、倒すことができないのだ。だから、人が変わっても、巨悪は残存し続ける。これは、ある意味、システムのようなものだ。
このいい例が、「原子力ムラ」と呼ばれるものだ。

内部には、誰かたった一人の親玉とかボスというような存在がない。いくつか重要なボスキャラは存在してきたものの、「悪の帝王」とか麻薬組織のボスみたいに、頂点の人間というものが決まっていないのである。だから、厄介なのだ。構成するのは、もっと小さな個々の「少しの力」しか持たない人たちだ。だが、立場を変えようとも、政治家、官僚、裁判官、学者・識者、市町村、マスコミ、電力会社、下請会社、等々、支える個人が巨大な塊となって、「原子力利権」の構造を担っているのだ。仮に、これらのうち、誰か特定の個人を排除できたとて、全体を打ち破ることなどできない、ということだったのだ。


今回の福島の事故のような、本当に危機的で大半の国民にとって破壊的な状況にでもならないと、「本体なき巨悪構造」を打ち破ることができない、ということかもしれない。
過去に、これに匹敵するような事態があったのは、敗戦の時くらいだったのではないか。


今はまだ、日本に「巨悪構造」が残り続けている。若干のダメージを受けた部分もあったが、それでも、残っているのだ。リーマンショック、検察不祥事、福島原発事故、などで、少しずつ見えてきた部分と崩された部分というのがあったが、コアのところは残されたままだ。


それはシステムのようなものであり、構造のようなもので、官財と強力に結びついたマスコミ・記者クラブといったような部分であろう。

これを打ち破る方法は、見つかっていない。