怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

米国は「資金拠出凍結」ではなく、ただの「滞納」(笑)

パレスチナの加盟を阻止できなかった、ということらしい。
前にも少し触れたが、米国のいうことを何でもかんでも「はいそうですか」なんて聞き入れる国は、従米派の日本くらいなものでは。

パレスチナがユネスコ加盟=総会が賛成多数で可決―米国は反発、資金拠出凍結へ (時事通信) - Yahoo!ニュース

(以下に引用)

【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)は31日の総会で、パレスチナの正式加盟を賛成多数で可決した。これによりオブザーバーだったパレスチナが、195番目の「加盟国」としてユネスコに加わることが決まった。7月に独立したばかりの南スーダンに続く新メンバーとなった。
 AFP通信などによると、採決では107カ国が賛成、米国、ドイツ、イスラエルなど14カ国が反対し、日英など52カ国が棄権した。可決には欠席や棄権を除いて3分の2の賛成が必要だったが、これを大きく上回った。
 パレスチナは9月23日に国連加盟を申請。拒否権を持つ米国の反対で加盟は容易でないとみられるが、パレスチナ側はユネスコ加盟実現をてこに、国連加盟に弾みをつけたい考えとみられる。
 総会に出席したパレスチナ自治政府のマルキ外相は、加盟決定を「パレスチナが権利を一部取り戻す、まさに歴史的瞬間だ」と歓迎するとともに、ユネスコの運営に全面的に協力していく方針を表明。賛成票を投じた各国に、アッバス自治政府議長が電話で謝意を伝えたことを明らかにした。
 ユネスコ執行委員会は今月5日、58カ国中40カ国の賛成でパレスチナ加盟推薦を決めた。米国やフランスは総会での採決見送りを要求していたが、アラブ諸国などが押し切った。


また、米国の凋落材料が一つ、加わりましたな。
で、面白いのは、パレスチナを認めるなら、金を払わないからな、と脅したということらしいです。

が、これも大笑い。
米国なんて、凍結も何も、最初から払ってなんかいないんだよ。
払ってる人が「払わんぞ!」と凄むならまだ分かるが、延滞して、金も出してない人が「払わんぞ!」なんて言ったって、それはただの滞納者、というだけ。
「モンスターカントリー」ってなもんですか。日本でもモンスターペアレントだのモンスターナントカってのがあるのですが、まさしくそれみたいなものですな。


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1024&f=politics_1024_003.shtml


こちらのサーチナさんの記事によれば、以下のようなことみたいですぜ。

国連の最新データによると、18日の時点で国連に加盟している193カ国のうち、134カ国が2011年の国連分担金を支払い終えている一方、米国の支払いが完了していないことが分かった。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長のスポークスマンは、米国が2011年の分担金が未納であること、さらに2010年の分担金も全額が納められていないことを認め、「国連安全保障理事国の中で支払いを滞納しているのは米国だけだ」と指摘した。北京晨報が23日付で報じた。


そもそも、昨年分も完納してないんじゃないか(笑)。パレスチナ加盟になんか無関係に、もっと以前から「凍結」されとるんじゃないのか。

赤っ恥。
ああ、恥も外聞もないモンスターカントリーは、恥でも何でもないんでしたね。

2010年分の5億1710万ドル、2011年分の5億8270万ドルの合計約11億ドルのうち、払ったのはいくらですか?

払いもしないくせに、”凍結”だとよ。それも、世界最大のGDPである米国さまが、たったの11億ドル程度のはした金さえ、払えないんですと。GDP比では、ゴミみたいに少ない金(約0.07%)なのに、払えないんだってさ。企業でも、倒産間近であると、取引先や銀行に支払いが滞る、というのが常ですけれど、まさしくそれと一緒だな。

だからこそ、寄生虫みたいに、金をせびるということなのですかな。


参考までに、事務総長排出国である米国の子分、韓国さんは、1億5千万ドルくらいの累積滞納があるらしいです。米韓というのは、金を払いもしないくせに、「態度はL」ということで、延滞コンビですか。

韓国のここ3年分は、1億5380億ドルなので、ほぼ丸3年分を払わずに、米国傘下に入って子分になることで事務総長の座だけ手に入れて、発言力だけは拡大しているが払ってない、と。

どっちも恥ずかしい国だわな。

韓国はまあいいとして、米国は分担金を2年分払ってなくて、凍結なんかじゃない、ただの延滞だ、ということですな。常任理事国では、ただ1カ国、滞納、と。


滞納国家、米国さまがおっしゃるには、プンプン、「こうなったら、凍結だからな」だってさ。

ものは言いよう。