怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

辛くも問責を免れた自見大臣が「問責閣僚を切れ」と要求

なんじゃ、これは。

http://www.sanspo.com/geino/news/20120513/pol12051305020000-n1.html

野田佳彦首相(54)=民主党代表=は12日、公邸で国民新党代表の自見庄三郎金融相(66)と会談した。自見氏は消費税増税関連法案の国会審議に関し、「障害を取り除くぐらいの決意と迫力でやってもらいたい」と述べ、参院で問責決議を受けた田中直紀防衛相(71)と前田武志国土交通相(74)の辞任を要求した。
=========

自らが問責一歩手前だったのに、立場が逆転すると人が変わったように攻撃するということだな(笑)。謀叛人がデカい顔をして、連立政権の党首として振る舞うのは、羞恥を知らぬ人間の業としか思えないわけだが。

3月末>http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120328/stt12032822570010-n1.htm

田中大臣の問責に続いて、「問責ドミノ」とかいうヘンな戦術で、自見大臣にも問責を出すと言っていたんじゃないですか(笑)。
この記事によれば、
一方、自公両党は会談で「今国会中に衆院解散・総選挙に追い込む」方針を改めて確認した。自見庄三●(=郎の旧字体)金融担当相らの問責決議案提出も視野に入れており、首相の任命責任も追及していく構え。
となっていますもんね。


ところが、前田国交大臣に攻撃対象が移された、というわけ。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/053328a410dc6cd092ef2e923f599270

どうしてかと言えば、自見大臣は亀井静香を斬った功績で今の地位に留まれたから、だ。見事主君殺しの裏切りを完遂したから、だ。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f607adccd4ce790b572c0a656dbcb737
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/017e1d37429a0f72b44865be7b2cc112


そこで、田中大臣以外のターゲット探しが行われた。
丁度いいネタが、前田大臣だったというわけ。原発派から、刺せとかねてより狙われていたことが災いした、ということだな。


で、問責を出すぞと意気込んでいた自民党の石原幹事長とかは、記憶力が乏しい可能性があるわな。だって、3月末時点までには、田中大臣か、自見大臣か、ということで大臣の任に相応しくないと言っていたものを、何故4月になったら自見大臣の問責が消えてなくなるんだよ。
問責をせずともよい、ということになる理由としては、例えば
・自見大臣の能力が僅か2週間程度で向上し改善した
・元から問責を出すというのが出鱈目で脅し文句に過ぎなかった
ので問責を出さずとも良くなった、ということですかな。

まあ、増税閣議決定の際の署名問題があったわけで、これの圧力をかけることはあり得るわな。で、謀叛を惹起させた、ということだわ。

イジメに遭っていた人が、今度はイジメをする側に回ると、普通の人以上に過酷なイジメをやる、ということなのだろうか。
これはよく分からないが、自民党も出鱈目政党に成り下がった、ということは、よく覚えておくことだな。


それから、公職選挙法違反だか国家公務員法違反だかを言っていたマスコミ他の連中というのは、違法であることに差があるのかね。小沢の政治資金規正法違反でも、前田の公職選挙法違反でも、違法は違法ということなら判るが、小沢だけを徹底的に叩くというのは解せんな。


要するに、マスコミも政治家連中も、ご都合主義、ということ。

わがまま、好き勝手、首尾一貫性なし、二重基準、なんでもござれ、ということだ。