怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

大臣の失言ハンター

柳田法務大臣を辞任に追い込んだのはマスコミだったわけだ。
発言内容を殊更問題視して、気に入らないとか操縦できないとか、そういう大臣は首を挿げ替えられるんだろ。

そういうことを書いた(http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/7107e9c0ceed812a351d9844a32f177c)途端に、この記事だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000149-yom-pol

小川法相は11日、母校の立教大学(東京・池袋)で行われたシンポジウムに出席し、「(裁判官をしていた)3年間は退屈でもったいなかったが、選挙の際、『元裁判官』ということで大変に評価が高く、全てを取り返した」と述べた。国民に裁判員への負担を求める中、裁判官の仕事を軽んじ、選挙の際に肩書を利用したとの批判を浴びそうだ。

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読売さんは、非常に分かり易い。
柳田大臣ばかり攻撃したわけではないよ、というアリバイ作りですかな。

上の10日のブログ記事では、
10年9月以降の法務大臣は柳田さんだったが、何故か不用意な発言をバッシングされて辞めさせられた。その後は仙谷官房長官が兼務した。これは、どういうことなのでしょうかねえ?
と訝ったりしませんかね。

と書いたわけである。

そうしたら、小川法相だって攻めるよ、というわざとらしさ。
柳田大臣の時には、しつこく繰り返し繰り返し映像まで流してたでしょう?


まあいい。
これまでにも、幾度か指摘してきたわけで、何度も書かないと気付いてくれないということだろうねえ。
11年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/38caab8842816ef78938a7be10ae108a

政治家たちは、マスコミによって、いくらでも差し替えられるのである。つまらない失言問題とか、そういうものによって、簡単に排除できるのである。それを可能にするのは、マスコミの暴走だ。
例えば、柳田大臣や鉢呂大臣が簡単に排除されたのは、そういう結果に過ぎない。

10年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3d18c56765bcabdb8b7288f4fd607679


10年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/9b7b9c0ad36280172b71d9585a5a487c

『これはどういうことかというと、そこまで「手駒」の連中が浸透している、ということなのだよ。そこかしこに浸透している、ということなんだよ。それを駆使すれば、政治家を排除する為の手というのは、いくらでも「生み出せる」ということだ。味付けの最も重要な部分は、マスコミの煽りである。報じ方、見せ方、ということである。
法務大臣が、うっかり「あの捜査はどうなってる」だの、「検察の掴んでる情報をもっと教えろ」だの言おうものなら、内部から撃たれる、ということになるのかもしれない。バカな(フリができる)人間か、相手側に与して操り人形になりきるか、どちらかということなのであろう。

拙ブログでいくら断片から警告をしても、多くは何らの注意も向けてはくれない。そんなことがあるわけがない、と一蹴するだけだろう。それこそが落とし穴なのですよ。いくら言っても、何をバカなことを、と思うかもしれませんがね。


自民党が自見大臣の答弁が不十分だとかいう問責決議だのって言ってたが、小泉政権下での南野大臣の時に散々嗤って見てたであろう?
あれで答弁が十分だった、なんて言える人がいるなら、出てこいよ。
それでも、当時、法務大臣を更迭させたりしなかっただろう?


つまりは、狙い撃ちなんだよ。
そういう奴らが蠢いているということだ。