怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

讀賣新聞の小沢バッシング

いよいよ窮余の策を出してきましたか。
本格的な小沢グループへのネガティブキャンペーンを展開しようと。そういうことでしょうな。讀賣新聞が週刊誌ネタを頼りにこれほどの醜聞キャンペーンを実行してくる、ということになれば、かなり追い込まれている、ということだな。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120623-00000211-yom-pol

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120623-OYT1T00211.htm

(以下に引用)


昨年3月11日の東日本大震災後に、小沢一郎民主党代表(70)の妻(67)が支援者に宛てた手紙の中で、小沢氏が「放射能が怖くて秘書と一緒に逃げ出しました」と指摘し、小沢氏に対する不満を吐露していたことが22日、分かった。

 「一番苦しい時に見捨てて逃げ出した小沢を見て、岩手や日本の為(ため)になる人間ではないとわかり離婚いたしました」として、小沢氏の政治家としての資質を疑問視している。

 手紙は今月中旬に週刊誌が報じ、民主党所属議員などの間にも出回っている。小沢氏の言動に不信感を抱く議員も出ており、小沢氏が目指す新党結成の動きにも影響を与えそうだ。

 読売新聞が入手したのは手書きで記された11枚の便箋の写し。被災地の衆院岩手4区を基盤とする小沢氏の地元支援者に宛てた文面で、東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、昨年3月16日の朝、東京都世田谷区の自宅を小沢氏の秘書が訪れ、「内々の放射能の情報を得たので、(小沢)先生の命令で秘書達(たち)を逃がしました。先生も逃げますので、奥さんも息子さん達もどこか逃げる所を考えて下さい」と言ってきたと明かしている。

 同21日には書生が「東京の水道は汚染されているので料理は買った水でやって下さい」と伝えてきたと指摘し、小沢氏側が、行政当局から独自に未公表段階の情報を集め、行動していたのではないかと推察している。小沢氏が同25日に自宅のある東京から「旅行カバンを持ってどこかに逃げ出しました」とも記している。

 小沢氏が初めて地元入りし、盛岡市岩手県庁で達増拓也知事と会談したのは同28日だった。妻は、それまで小沢氏が地元入りを避けていた理由について「放射能がこわくて行かなかった」と断じている。

 妻の関係者は、筆跡が真正のものと証言している。

 ◆「逃げていない」、小沢事務所反論

  これに対し、小沢事務所は「手紙は本人の字ではない。放射能を恐れて逃げたという事実はない。どこにどう逃げたのか、こちらが聞きたい。どこにも逃げていないことは証明できる」と反論している。


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天下の大新聞が、このザマですわ。
みなさん、よく見ておくとよいですよ。これが大マスコミの姿だ。あることないことを書いても、何ら問題ない、兎に角小沢を潰せということがあるだけ。


日本のマスコミというのは、本当に恥知らず集団なんですかね。
毎日の与良とかいう評論家だか記者だか知らんが、ああいうダニみたいな連中がまんまと手下となって動くというのは、情けない限りですわ。TBSにも、色々と広告費とかの関係があるもんなあ(笑)。


で、「小沢の妻」手紙説には、かなり怪しいという意見が出回っていますが。

http://togetter.com/li/321513

http://togetter.com/li/321545


こうした疑問の声がネット上なんかで広まった後、文春の廃刊危機か、とか笑い話で出されていたりした。結託している奴らの、情報操作だろうな、ということは誰でも察しがつくから。

そうしたら、何と讀賣巨人軍「原監督の強請りネタ」が、同じく文春に出されたわけだ。1億円も原った、スマンスマン払ったんですと。ここで、讀賣と文春との間で、バトルが勃発。


ここで、普通は「剣を交える者が、仲間なわけないじゃないか」というのが、ありがちな言い訳なんですよ。でもねえ、そうでもないこともあるんじゃないですか?

ぼくね、『ダイ・ハード』シリーズは全部観てるんですよ。ホント、映画とかドラマってね、よく考えられているんです。人間の正体、人間のとりそうな行動や態度、そういうのがどういうものなのか、ということを教えてくれるんですよ。

その中には、敵と銃撃しているように見せかけて、実は仲間同士、という設定があるんですね。これは、割と昔からあるベタな手法なんですよ。まさにプロレス。


原監督のネタを出すことによって、ワイドショーにネタ提供というのもあるし、讀賣vs文春という構図で中立的な立場を装うことも可能にする、というわけですわ(生贄に提供された原さんもいい迷惑だな。ま、払えたってのが凄いし、普通は警察に相談とかすると思うけど。どう見てもこれは典型的ユスリだろうに)。


これは多分、以前も使われた手法だ。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/572a14ac770d36802256a4b77cbfeb6e



だが、小沢の妻の手紙ネタは新聞では取り上げられてこなかったんですよ。そりゃ、まあそうですな。週刊誌の書いてる、胡散臭い話に飛びつくわけにもいかないわけで。
けれども、劣勢と見た”彼奴ら”は、こうなったら手段を選ばず、という姿勢で、どんな醜聞ネタでもいいから小沢の信用・評判を貶めろ、という作戦に出てきた、ということを物語っているわけだな。米国の大統領選なんかに見られる手法に近いかもしれない。


反論機会を持たない側にとっては、これは痛手となる。
が、日本の国民はそんなに愚かではない。怪しげなネタでバッシングする連中を、そうそう簡単には信じたりはしないはずだ。


裏を返せば、”彼奴ら”は相当焦っている、困っている、ということを物語っている、ということだ。


大新聞の讀賣新聞さんも、随分とヤキが回ったもんですな。


窮すれば、手段を選ばず。
報道人の矜持だとか良心とか倫理とは、そういうものは有していなかった、ということであろうな。



ついでに言っておきたいと思います。


民主党議員の皆さん、全議員に怪文書が送られたとのことらしいですが(毎日の記事ではそうです)、皆さんがお気付きの通り、これは極めて怪しい、捏造が疑われるものです。

そうまでして、追い落とそうという相手が、皆さんの目の前にいる、ということなのですよ。
皆さんが本当に対決すべき連中は、そういう相手なんだということです。これくらいをやってくるのは、朝飯前、ということです。



これがどういうことなのか、よくお考え下さい。


どんなに憎たらしいクラスメートがいるからといって、そのクラスメートの父ちゃんが中卒の飲んだくれの失業者だ、とか、クラス全員に文書をまいたりしますか?

憎っき相手の評判を落とす為に、クラス全員にそいつの母ちゃんが元ホステスで誰かの情婦だった、とか、公表したりしますかね?


もの凄くヘンな喩えだとは思います。全然比較もできないものです。
だけど、讀賣新聞の出した記事とは、そういう類のものだということを言っているのです。生徒会長になる為だったら、対立候補の醜聞をいくら言ってもいい、ということを認めるようなものだ、ということですよ。

相手側は、そうした手を使ってきている、ということです。


こんなものに屈する政治でよいのですか?


本当に、そうお考えですか?


あまりに卑怯なのではありませんか?


あなた方は、その卑怯者に与するつもりですか?