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小沢よ、逆賊を討て〜その2

昨日、離党して早く戦った方がよいのでは、と書いたが、その前にやはり不信任案を実現させるべきかと。


まず、小沢グループが不信任案を出すには、いくつかのハードルがあるらしい。会派離脱なり、離党なりが受理される必要があるそうだ。

今日、何時でもいいので、処分発表前に公開の場で自民に申し入れを行うべきだ。


それは、内閣不信任案を提出するよう要求する、ということである。
ペテン師谷垣は元々21日までに採決しなければ、不信任案提出だの参院で問責だのとマスコミを使って書かせてきたわけである。


http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120619/mca1206191232010-n1.htm

(一部引用)

自民党は19日午前の役員会で、21日までの今国会会期内に社会保障・税一体改革関連法案の衆院本会議採決が行われない場合、衆院内閣不信任決議案、参院に首相問責決議案を提出する方針を固めた。谷垣禎一総裁は役員会で「政府・与党がきっちりした態度を示さない限り、われわれとしてもいろいろな考え方をしなければいけない。具体的な態度を示すよう強く求めていく」と述べた。
 石原伸晃幹事長も役員会後の記者会見で、採決が先送りされた場合の対応について「毅然たる対応を取らざるを得ない」と語った。一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に関する民主党の党内手続きが混乱していることに関しても、石原氏は「採決する環境を整えるスピードがあまりにも遅い。スピード感のなさ、やる気のなさ、まとめようとする意思の欠如には怒りを覚える」と痛烈に批判した。

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ペテン師どもは、このハッタリをハッタリのままにしてきたわけだよ。


だから、奴らに決意させてやればいい。
もし断ったら、ウソが明確になる。汚名を着せればいいだけだ。


採決後でも、こういうことを言ってるわけだよ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120629-00000094-san-pol

(引用)

 谷垣氏は記者会見で、野田首相が消費税増税法案に反対した民主党小沢一郎元代表らへの処分をうやむやにした場合を念頭に「(小沢氏らの造反は)3党合意への造反でもあり、合意の基礎が大きく毀損(きそん)されたことになる。合意を真剣に推し進める力や政権運営能力がなくなったら、お付き合いするのは難しくなる」と述べた。その理由について、谷垣氏は離党を示唆している小沢氏らのグループ会合に10人を超す民主党参院議員が出席していることにも言及。「(参院で法案に対する民主党の)賛否がひっくり返るかもしれない。真剣に対応する気があるのか。何もしないというのでは不誠実だ」と述べた。
 厳正な処分をしないまま審議入りすれば、参院でも大量の造反者が出る可能性を指摘し、「(信頼回復のため)真摯(しんし)な対応があるか見せてもらう」と迫った。


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こちらも。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120627/stt12062714310013-n1.htm

(引用)

自民党大島理森副総裁は27日昼、党本部で講演し、消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院本会議採決で民主党から造反が出たことについて「(民主、自民、公明による)一体改革の3党合意の信頼が崩れた。民主党内の問題ではない。ケジメをつけないと今後の審議も議論もできない」と述べ、野田佳彦首相に対し造反議員への厳正処分を求めた。

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造反者たちを切らないことは、3党合意の信頼が崩れた、参院でも拒否だ、というようなことを言ってるわけだ。


何度も言うが、自民党は、

①21日採決しなけりゃ、不信任案・問責決議案だ
②造反者を切らなければ、3党合意破棄だ

と言っているわけだよ。


ペテン政党自民は、前々から、こうやって脅しとハッタリをやってきたのだから、その決意がぶれのない絶対のものだ、ということを見せてくれ、と言えばいいのである。


だから、3党合意が根本から崩れたのだから、「自公が内閣不信任案を提出すればいい、そうすれば、我々は元々造反勢力だったのだから不信任案には賛成票を投じるぞ、こちらからは出せない状況にあるので、そっちが出してくれ」と、協力をお願いすればいいのだ。


もしも自民党が出さなかったら?
それは、ウソつき確定、ということだ。21日採決まで出さなかったら、不信任だ、造反者を切らなかったら不信任だ、と言ってきたわけだから、いずれの条件も満たしているわけだから。①も②も起こったのに、不信任案を出さないというのはオカシイでしょう?


小沢グループとしては、増税法案成立阻止ということなので、参院が通らないということなら、目的は達成される。正当性はあるし、一貫している。増税法案を反対し、これを強引に推進しようとした野田政権に造反するというのは、整合性があるからだ。


だが、自公はどうかな?
奴らは、ペテン師野郎だから、ただのハッタリだ。不信任案を提出せず、参院協議を行えば、造反を処分しなければ破棄するぞというのも、ただの脅しであったことが明白となる。ペテン師谷垣とペテン師石原に加え、大島も加わったということになるわな。党幹部がこれほど揃って出鱈目を言い続ける政党というのは、どうなんですかね?


だから、今日中に、記者会見を開いて、重大発表を行うということにするべきだ。処分発表に踏み切られる前に、即座に行動せよ。


自民がこれを拒否すれば、谷垣は終わる。
自民党執行部が終われば、どの道参院審議の道は厳しくなる。解散がなくなり、来年に持ち越しなんてことになれば、執行部の責任を問われる。谷垣の総裁選での敗北は濃厚になるだろう。


自公が不信任案に賛成票を揃えてきた場合には、民主と自公の連立関係に大きな亀裂が入る。参院で否決となり、衆院に戻されても再議決の可能性は潰れる。
それとも、野田政権が本当に総辞職となる可能性さえ生まれるだろう。否決できるとは限らないからな、票数的には。


離党発表前に、やるんだ。
自公に究極の選択を迫るんだよ。


不信任案に同調しない、と断ってきたら、それは自民党のペテンが明らかとなる。それを回避するには、参院で否決することくらいしかなくなる、というわけだよ。何たって、3党合意の基礎に亀裂が入った、信頼が崩れた、ということだからな。そう言っていながら、参院で野田に協力するというのはどういうことなのか、ってことになるから。


自公が煮え湯を我慢して飲むなら、解散は遠のき、小沢一派は離党することになるかもしれないが、それは覚悟の上であろう。野田延命に加担した自民の罪は重く、公明が怒り狂うだろうけどな(笑)。


だから、民主党の処分発表がなされる前に、先に呼びかけよ。裏取引ではなく、公開の場で堂々と申し出るんだ。小沢以外の誰かでもいい。会見の得意な人がやればいい。


行動は神速が重要。


すぐやれ。