怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

橘玲氏は『マイクロファイナンスで生活保護を撲滅しよう運動』を止めたのか?

まあ、そんな運動をやっていたわけではないのですが。
こんなタイトルにしたのは、ちょっとした経緯がありまして。


コレ>http://www.tachibana-akira.com/2012/07/4601


橘氏は、以前にはマイクロファイナンスについて、もっと肯定的であったはずだ。


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e27ed304e822afbb05769a084e214211

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fb32493958a57d9ec83f1ae812d447cc



拙ブログでは自営業者が減少したことを考えてみてはどうか、と言ったわけだが、それが当時には理解されなかったようだった。続編の記事も、先進国でも行われているんだから、というような中途半端な肯定であった。


参考記事で挙げたのは、こちらだった。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3fa09ac7923f159617a0f8c2c531622d

これは単に当方が空想で書いたものに過ぎなかったが、言いたいことはそうかけ離れているわけではない。

資金調達の困難さそのものが収入増や事業成立の妨げとなっている途上国の場合と、事業の効率性という非常に厳しい競争環境にある日本のような先進国経済とでは、意味が異なるであろう、というのは、誰でも推測できることだろう。


だが、”200年余の知の遺産”を重視する橘氏にとっては、経済学理論というものが世界共通にどこでも通用する論理であるという確信のようなものがあったように見受けられた。

その確信が揺らいだか、考え方を若干変えてくれたのなら、それは喜ばしいことである。

変えた理由が、当方が記事を書いたから、ということではないにしても。