怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続・さよなら「電力足りない論」

またいくつか新たなことが判りました。
http://togetter.com/li/342289


本日の関電の供給力を書くと次のようになっていました。


原子力 236
②火力  1313
③水力  271
④揚水  432
⑤地熱   1

⑥他社受電 507
⑦融通   127
(関電HPでは、合計の634となっているが、便宜的に分けた)


先日の記事と比較するとよくわかるかと思います。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/c7342d25fe4eb5e5f89ba852305085aa


過去記事の時と違っているのは、原子力が2基になったので、236万kWとなっていますね。
で、火力が1470→1313と「157万kWの減少」、水力はほぼ横ばいの271、「揚水は全く同じ432万kW」ということが判ります。


つまり、原発2基分になっても、揚水発電の出力が同じ、ということです。これは多分、揚水発電分を使う必要性が乏しいから、ということになるかと思います。


揚水発電が同じなのに、増えた原発の出力は118万kW、減った火力発電は157万kW、ということになります。火力が明日以降も暫くほぼ同じ水準であるとすると、他社受電・融通が相当大きく見込めると考えているのでもない限り、電力需給は余裕があると見るべきでしょう。


「2542万kWが正しいんだ、揚水発電分がなければマイナスだった」、と主張する人たちにとっては、夜中に必死で揚水発電をしてなければおかしいでしょう?(笑)


理屈として、


火力を同じだけ動かしており、
なおかつそれでも足りないので、
原発を動かさねば
夜の揚水発電分の出力が確保できない、


という論法のはずですもんね。


でも、現実は火力ダウンww。
何故なら、いらないから、ですね?
いるなら、フル稼働ですもんねえ?
しかも増えた原発出力118万kW以上の削減幅、157万kW、ときたもんだw。


原発出力が2倍に増えたのに、


・火力発電は更にダウンさせる
揚水発電の変化なし


ということから分かることは、供給力は余裕があったね、ということだ。


しかも、揚水発電は殆ど影響がない、ということ。他の電源では対応できない、という時に使えばいいだけだから。毎日毎日、ジャンジャン使ってるというものではないっての。
初めっから予想してた通りじゃないですか。
関電の説明が出鱈目だ、と指摘してた通りでしたね、ということですわ。


まあ、あんまり責めると、関電の奴らが気狂いを起こして、アリバイ作りの為にマジで「停電にしてやるぜ」と大きい火力をいきなり止めないとも限らんからな。新大分みたいな大きいのが止まった時には、流石に逼迫したからね。そういう停電テロを実行しかねないのが、電力会社でありエネ庁だから。東電の計画停電の時に、そういうことを学んだんだよ。