怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

韓国国債の格付け(笑)

韓国が今になって、急速にトーンダウンとなってきた模様。
クリントン国務長官も、日韓は協調してくれよ、と苦言を呈すと相成った、と。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/t10014892021000.html


つまらん芝居はよしとくれ。
今更遅いんだっての。


日本の外務省も財務省もバカだから、アメリカさまの言いなり。だから、韓国にも必要以上に支援をするわけだ。在沖海兵隊は、日本を出て行け。韓国に行けって言ってるだろう?何遍も言ったはずだ。


アメリカさまは、支援の輪を広げるべく、ムーディーズに続いて、フィッチも格上げだそうで。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE88504Y20120906

http://www.j-cast.com/2012/09/07145656.html?p=all


よかったじゃないですか。これで、日本のスワップ協定延長は、ますます必要なくなりましたね。格付けの低い日本の支援なんぞ、必要になるわけないじゃないですか(笑)。なので、スワップは打ち切りにしましょうね。韓国国債買入などというバカも止めるべき。絶対にウォンなんかを買うべきではない。


言ったでしょう?

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ef72fbca776a26d03d8ff42769233717


こんなサル芝居に引っ掛かるのは、日本の従米派官僚たちのような「太鼓持ち」連中だけだろうて。
それとも、おバカな経済界のマヌケどもくらいじゃないですか?


韓国の方が格付けが高いなら、何も格下の日本との通貨交換なんぞいらんだろ。タコが。
良かったですな、格付けの高い国々は(爆)。お前らの、お仲間同士でやってりゃいいだろ。アメリカ様だろうが、おフランス様だろうが、韓国ウォンを支えてもらえや。彼らに、買う余裕があれば、の話だけどな(爆)。


さて、韓国は経済好調らしいので、返済能力がアップしたから格付けが上がったんだろう?
だったら、1年以内短期債務の1414億ドルくらい、楽勝で返せますわな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120821-00000043-yonh-kr

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が21日に発表した国際投資対照表によると、韓国の対外債務残高(6月末現在)は4186億ドル(約33兆円)で、3月末より61億ドル増えた。3四半期連続で増加したことになる。
 特に1年以内に返済しなければいけない短期外債は大きく増え、1414億ドルとなった。3月末より56億ドルの増加。
 韓銀関係者は、「外国銀行の韓国支店が短期外債を大量に借り入れたため」とし、7月には短期外債が減る傾向にあると説明した。
 企画財政部は「短期外債比重など健全性指標は多少改善したが、依然として低い水準だ」とし、6月の大規模国債満期償還の際、外国人投資家が償還額の大部分を国内に再投資し、外債減少が制限的なものになったと分析している。
 一方、対外債権残高は6月末現在、5067億ドルで3月末より24億ドル減った。これにより、対外債権から対外債務を引いた純対外債権残高は881億ドルで、3月末より84億ドル縮小した。

========


多分、政府債務以外の民間債務を含む分だろうと思うので、大したことないんじゃないか?
ユーロ圏で危機だと言われていたイタリアやスペインの国債償還と借り換えでも、上半期で高々10兆円くらいの規模でしかなかったわけで、1000億ユーロくらいの借り換えで大騒ぎだったみたいだね。ギリシャなんてもっと少ないのにね。

で、韓国は、今年に入ってウォン安が一段と進んできたみたいですが、日本の輸出企業が軒並み羨ましがっているみたいですな。電力不足の心配もなく、ウォン安を満喫できる韓国が羨ましい、と口を揃えて財界のお偉方が言っていたみたいですわ。おまけに、ISDS有りの米韓FTAさえ完備されている、ってね。


まあ、韓国がドル建債券の償還に、きっちり耳を揃えて金を払えるなら、それで問題ないわけで。ウォン安の折、金を調達するのが大変になるんじゃないかな、なんてちょっと思ったりするんですがね。いやいや、韓国は経常黒字が過去最大級だ、とか大喜びしていたはずだから、全然楽勝でしょう、きっと。

でも、そんなに毎年毎年経常黒字が積み上がっていくなら、外貨準備がどんどん増えてしまうわけで。為替介入か為替ペッグにでもなっていないと、ウォン安が持続できなくなるんだよね、普通は。まあいいか。格付けの高い韓国さんの外貨準備高を裏読みしても、しょうがないか。


因みに、韓国ウォンの過去のレートって、結構ウォン高だったんだね。特に通貨危機以前には、結構高かった。対ドルでも、700〜800ウォンだった。今は約1450ウォンと、2倍くらいの減価。ドルが大幅に通貨安を達成している中で、そのドルに対して更に2倍もの減価って、どんだけ通貨安が進行しているのか、ってことだな。輸出が好調なら、そんなに安くなるもんなのかな?


対円だと、90年には約4.5ウォンだった。10年前には約10ウォンくらいだったが今では14.5ウォンくらいだね。つまりは、大幅な通貨安ということで、10年待ってるだけで、大幅に減価してしまう、ということだ。これで、対韓国投資とか、韓国国債を買え、というのは、金をドブに捨てるようなものではないのか、と心配になるのは当然だろう。


仮に、92年頃に10億円の投資を韓国にしたとしよう。債券を買ったとするか。クーポンは年4%としよう。そうすると、92年だと1円=約6ウォンだから、60億ウォン分の20年債券を買えた、ということだ。


毎年受け取る利息分は、60×4%=2.4億ウォン、だ。これを20年分受け取るので、48億ウォンの金利収入が得られた、ということになる。

元本60億ウォン償還と利息分48億ウォンの合計108億ウォンが、20年間のトータルということになる。

で、今になって、108億ウォンが返ってくるとして、これを円に戻すとどうなるか?
108/14.5=約7.45億円
だ。つまり、明らかに損をしている、ということである。

途中で受け取る利息分を全て当時のレートで円転換していたとして、目減りは若干緩和されるかもしれない(今のレートよりウォン高の時もあったので)が60億ウォンの元本部分は約4億1379万円にしかならず、48億ウォンの利息分が平均1円10ウォンの交換レートであったとしても、4.8億円にしか届かないので、9億弱しか回収できないということである。


だから、絶対に韓国ウォンへの投資など推奨できない、というのが結論となる。過去の実績は、こうだったということを言っているまでだ。

つまり、余程の投資リターンがない限り、回収するのはかなり難しいだろう、ということだ。
これがドルで受け取る場合には、円での減価分より緩和されるかもしれない。ドルベースだと2倍くらいのウォン安で済むが、対円だと約2.5倍だからね(円は対ドルでも増価している、ということ)。ドルで受け取って、そのドルでどこかの外国に投資を続けるなら、円換算した時の目減り分が緩和されるから。


だが、韓国に投資を続けたとして、これまでのペースのようなウォン安が続けば、元本割れは回避するのが難しいだろう。そして、本当に経常黒字がそんなに続いているなら、これほどの通貨安が進行することの理由が、あまり判らない。


ま、日本企業がどうしても韓国に行きたくてしょうがない、ということらしいので、行けばいいんじゃないか(笑)。後でどうなるかは、知らんが。