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北海道電力の鉄塔倒壊について

復旧までに時間がかかっていたようであるが、40時間以上にも及ぶ停電時間というのは、どうなのであろうか。


過去の事故例からすると、復旧までの時間はどうだったのか、という疑問がある。

また、事故原因についての説明は殆どないようであるが、どうなのであろうか。


ギャロッピング現象とか、専門的な用語を言っておけば、どうせ分からないのではないか、というような態度が見られなくもない。


当時、室蘭近辺では、風速40m程度の強風だった、ということらしいが、それで倒壊されても困る、という話である。

法令上では、風速40m/sというのは最低の技術水準であって、風雪が多い地域なのであれば、更なる水準が求められてもしかるべき、ということだろうと思うのだが。


電気設備に関する技術基準を定める省令 第三十二条  

架空電線路又は架空電車線路の支持物の材料及び構造(支線を施設する場合は、当該支線に係るものを含む。)は、その支持物が支持する電線等による引張荷重、風速四十メートル毎秒の風圧荷重及び当該設置場所において通常想定される気象の変化、振動、衝撃その他の外部環境の影響を考慮し、倒壊のおそれがないよう、安全なものでなければならない。ただし、人家が多く連なっている場所に施設する架空電線路にあっては、その施設場所を考慮して施設する場合は、風速四十メートル毎秒の風圧荷重の二分の一の風圧荷重を考慮して施設することができる。

2  特別高圧架空電線路の支持物は、構造上安全なものとすること等により連鎖的に倒壊のおそれがないように施設しなければならない。



倒壊した鉄塔自体の存在場所が、海から山側に向かって奥まった地点にあるようであり、そこに突風というのは気象学的にはどうなんだろうな、と。当方には全く判りませんが。


http://www.hepco.co.jp/info/2012/1188669_1474.html

(下の方にあるリンク先PDFに、事故現場の地図が出ています。)


いや、もっと強烈な突風が偶然発生したんだ、ということかもしれませんが、もっときちんと対応してみた方がいいのではないかな、と。