怒りのブログ別館

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不可解な事件〜角田被告の留置所内自殺

まるで分からない事件だが、自殺というのも極めて不可解だ。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121212/k10014143661000.html

自殺したとされる角田被告は、ワイドショーや週刊誌を賑わせていた「極悪な」犯罪者のようであったわけだ。そんな「鬼」のような人物が、しおらしく「死にたい」とかいって、簡単に自殺などするものなのだろうか?


反省をするとか、罪悪感を感じるということでもなさそうに思え、どうせこのまま行っても死刑は確実だから、面倒なので死んじまうか、というようなことなのだろうか?

ただ、そう簡単に「もうダメだから自殺したい」なんていうタマか、とは思う。なので、かなり疑問に思えるわけだ。


もっと不可思議というのは、自らが仰臥位になった状態で自分の首を絞めて死んだ、という報道発表なのである。

これを聞いた時、誰しも思ったのではないか?
自分で首を絞めて死ねるものなのか?、と。


そう、普通に考えると有り得ない。
それくらい困難だ。


その理由を書いてみるよ。


まず、窒息死すると仮定すると、達成されるには条件があるものと思う。

首を絞める(紐とかロープ状のものや、手などかな)ことによって気管が潰れて気道閉塞となってしまう、としますか。

そういう状態に陥っても、人はすぐには死ねない。
体内にある酸素が消費し尽くされるまでには時間がかかるから、だ。血液中に存在する酸素がほぼなくなるまでは、死ねない。

脳虚血となり、脳死に至って、呼吸中枢が止まるまでは、絞め続ける必要がある。自発呼吸が再開される状態で気道閉塞が解除されてしまうと、呼吸ができてしまうから。なので、意識を消失した後でさえ、閉塞を続けることが必要。


ロープ状のもので絞める場合には、単なる気道閉塞よりも意識消失までの時間が短いであろう。本件のシャツで代用する場合でも、ほぼ同じようなものであろう。首に巻きつけて絞めた、ということだから。

短時間となる理由は、単なる気道閉塞の場合と違って、頚動脈が絞まるから、だ。
流れで書くと次のような違いがある。

・気道閉塞→肺に酸素が行かなくなる→血液中酸素濃度が低下→脳虚血(低酸素)=意識消失

・頚動脈圧迫→脳に血流が行かなくなる→脳虚血(低酸素)=意識消失


血流が途絶える方が、はるかに早く低酸素状態となるため、意識消失しやすいだろう。柔道の絞め技と原理は同じだから。

これと違って、気管を潰して空気が通らないようにして、窒息させるのは意識消失まで時間がかかる上に、圧迫(絞め)の強さはかなり強力でなければならない。気管は硬いから。ところが、頚動脈は弾力性がある為に圧迫閉塞は気管閉塞に比べて容易であろう。自発呼吸が停止するまで圧迫すればよい、ということになる。


ただ、どちらも同じなのは、完全呼吸停止となる前に意識消失が起こるはずだろう、ということである。

さて、ここが最大の難関だ。
意識消失が起こった後でさえ、自分の首を絞め続けることが可能なのか、ということである。普通は、意識を失えば、急速に脱力してしまうであろう。そうなると頸部圧迫は解除され、血流は再開される。すると、心停止しているわけではないので(むしろ頻脈となっているはずだろう)、脳血流が再開されると意識回復となるし、呼吸中枢は簡単に復活するのではないのかな、と。


よくドラマなんかで、意識消失した女性なんかが倒れたりするでしょう?
ああいうのも、筋力が低下してしまって、立っていられなくなるから、フラっとなって倒れる、ということのはずなのですよね。


力の抜けた人が、果たして首を絞め続けられると思うか?

まあ、有り得ないでしょうね。


となると、他殺しか考えられないわけです。

しかも留置場の巡回記録が詳細であった、ということであると、意図的に殺害された可能性というのが濃厚ということになってしまいますね。記録は、その線を消す為に用意されていた、という意味です。


何故、そんなことをする必要があったのか?


情報操作ですかな。
マスコミの情報統制を考えた、ということですかな?


ミサイル発射報道が出るとは思っていなくて、別の線で動いていたということなのでしょうか。謎が多いですわな。