これも、何だかよく判らないものだった。
今朝の新聞各紙では、発射台からの「取り外し」とか「解体」などという報道が出されていたのに、午前中に発射となった、ということだった。
なんで急に発射に切り替わったのか?
変な話ではある。
液体燃料の取扱なんかでも、発射台から除去したり、再設置したりというのは、そんなに簡単に行えるものなのか?数時間程度で行ったのなら、どういうことだったのだろう?
判らないことが多すぎる、とは思う。
で、かなりの時間経過後になって、発射映像が公開されたらしい。普通に考えれば、北朝鮮が自慢したいなら、成功後即座に映像を流すよね。だって、大成功だったんだから。
まあいい。
韓国あたりが映像を入手するまで時間がかかった、ということかもしれないので。
そのニュースというのがこれ>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121212/t10014148751000.html
ふと思ったんですがね、4月の発射の際に海外メディアを招いて公開していたのと雰囲気が違うんじゃないかな、と。
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/feaf21ba785450dea44fa4ad6bbb462b
4月時点では、チャチなパソコンが数台置いてあるだけの、チャチな部屋だった。正面のモニタ類も、もっと小さいのが一つしかなかった。
管制室みたいな部屋の床も木造とかで、机もボロだった。
ところが、12月時点になると大きく改善されていた。
正面のモニタ類は複数で、サイズも複数。大型画面となった。
並んでいるコンピュータ類も数が増えて、机も立派になっていた。床や壁もコンクリートっぽくなっていた。
まるで「別の場所、部屋」のようだった。
あれか、8ヶ月以内に一新した、とか?それとも、前には隠しておいたとか?
変だよねえ、自慢する為に海外メディアを呼んだはずなのにね。ボロを見せる、と。
でも、今回は立派な方を公開した、と。隠すつもりなら、今回もみすぼらしい方を出しておけば良かったはずだからね。
こんなに短期間で、そんな向上するもんなんだろうか?ちょっと疑問だわな。
北朝鮮って輸入制限を課されているから、電子部品とかロケット製造に関するあらゆる部品なんかが調達困難なはずなんだよね。誰がそれを提供したのかな?
韓国との合弁の工業地帯もやめたんでしょう?
外貨をどうやって稼いでいると?
中国が部品を輸出しているとしても、外貨がなければ無理だしね。金の入ってくるアテがあるとも思えないわけだが。アメリカさまとの裏取引を引き受けるようになって、金回りが良くなったようにしか見えないわけだが(笑)。
日本の種子島の基地とか、アメリカのヒューストンの基地とか、そういうのを一切合財、全部切り替えて一新したような変化を、北朝鮮にはできた、と?わずか半年くらいで?
ウソくさい。
発射台の形状にしても、4月のものと見た目が違うように思う。
発射台、管制室、等々を新しくした、と。ふーん。
ところで、韓国は先月末に同じような衛星打ち上げを予定していたのを、土壇場になって延期してましたな。失敗続きらしいですが。
世界的電子機器企業のサムスン擁する韓国は、衛星ロケット失敗、と。でも、まともな産業もない北朝鮮は自国生産・自国開発でもって、衛星打ち上げが楽々できてしまったよ、と。
本当にそんなことがあるもんなんですかね。だとすると、韓国の工業技術力は北朝鮮以下の水準、ということになりますけど。色々と謎は尽きないね。
疑問点は多い。
沖縄への脅しですか?
それとも、選挙報道に何か影響を与えるとか?
自民への応援ですか?
勘繰りたくもなるわな。このタイミングですので。
いつカードを切るか、というのを見計らっていたものを、昨日(11日)〜今日(12日)にかけて、何らかの変更が行われた、ということかもしれませんな。
12日には、大事なことがあった、ということか?
それとも、島原市長選挙の結果に触れられると困るとか?
判らないことが多すぎるね。