怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

侵略側にとって都合の悪い「ルールを変えよう」

生贄相手を罠に陥れるには、いくつかの邪魔が存在するとしよう。
そういう時は、難しい攻略法をどうにか考え出すよりも、もっと手っ取り早い方法がある。


それが、「ルールを変えよう」だ。


いくらトライしてもうまく攻略できないゲームがあって、どうやっても勝てない、と。そういうゲームは、ゲーム設定を全部変えてしまって、勝てるように「作り変えてしまえばいい」んだ、と。そういうようなことだな。


一理ある。
欧米人は、それが得意だ。
困った時によく使う手でもある、ということだ。


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e4dd905a22e4b0a23afeb06d13affaf8


http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/707ec76bf0462bb1e27610aaec6251d9



これと同じことを再びやりたい、というのが「TPP」の正体である。


オバマ大統領は知る由もなかったかもしれないが、かつて日本で行われたことがどういうものであったか、よく考えてみよ。


長銀が破綻しリップルウッドとかいうハイエナどもの餌食となった。公的資金を入れた上に、不良債権の買取などで8兆円もの資金が注ぎ込まれた。ギリシャ危機なんてものは屁でもない、ということの意味が分かるか?

イカルやそごうの破綻の引き金ともなったのだそうだ。
(大手小売が破綻したのは、タダ同然で外資が手に入れやすくする為だったろう、日本の資本も市場も頂きにやってきたのだ)


そういった融資引き上げで倒産した企業の処理額なんかも含めると、一体どれほどの税金が失われたのか。未だに、秘密なんだそうだよ。


新生銀行公的資金を未だに返済していない。
優先株普通株転換されていても、政府は大損のままなんだろ。


あおぞら銀行だって、転換を猶予してもらったりしているんだろう?
しかも10年分割返済の、新たな「不透明な契約」が結ばれたんだろう?

東京スター銀行はどうなったか知らんが、また外資の手から手へとわたっていくだけか?



ルールを変えよう、ということで、金融制度は大きく変えられた。会計制度も「米国基準」だとか言って、ほぼ出鱈目みたいな言い分を取り入れることになったわけだよ。それも無駄に終わってしまって、お次はIFRSだったか?


アメリカのハイエナだかコヨーテだかの外資系金融機関は、自分たちのケツに火が付いた途端に、何と言ったか?嗤うわ。


シティもAIGも、政府が助けたんだろ。


あおぞら銀行なんて、公的資金を返さないが、破綻危機だったGMのお友達から泣きつかれて、アメリカの金融機関への返済を優先させる為に日本の税金が間接的に使われたんだぞ。破綻が秒読みだったGMACに500億円も意図的に資金が流されたのだろ。

08年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/636b5b3f7cdd21ed92fe04ee591c8501


つまりはGMを通して、
  日本政府の金→GMACアメリカの金融機関

というふうに、アメリカの銀行が優先的に回収したのだろ。あおぞら銀行は金が回収できないことを承知で金を流したに等しい、犯罪行為なんじゃないのか、ということを問うているわけだよ。お友達への利益供与に匹敵している、って言ってるんだよ。


いいか、クソ野郎どもはこういう汚い手をいくらでも使ってくる。
本物のグリードだからだ。サメ野郎は、反省なんかすることもないし、


TPPは、こういう手法を金融分野以外にも、広い範囲でやっていくことを認めることになってしまう、と言っているんだよ。


どうして目が覚めないんだ!

これに加担したのは、政治家も財界人も官僚もマスコミも、みんなだろ。こういうのに、手を貸したんだぞ。


新生銀行あおぞら銀行の今を見ろ。

公的資金を返せ。
返済できないなら、国有化なり日本政府が筆頭株主として処分するなり、できるだろうよ。


新銀行東京日本振興銀行、こういうのも一緒だろ。


バカな政治家たちは、また過ちを繰り返すつもりらしい。