怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

消費税増税の儀式

大規模な有識者(笑)へのヒアリングということらしい。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000080-reut-bus_all

[東京 26日 ロイター] - 甘利明経済財政担当相は26日夜、消費増税の是非を判断するため、日本経済や財政への影響などを有識者から聞く「点検会合」後に記者会見し、初日の会合では5人が予定通りの引き上げを支持する一方、1人が反対し、また1人が毎年1%ずつの引き上げを主張したことを明らかにした。

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どうせやったフリをする為にやるだけであろう。
既成事実として「ヒアリングでは増税賛成の意見が最多だった」とかの、”結論ありき”をひねり出す儀式に過ぎないのではないか、ということだ。


これに類するものを、覚えているかね?


05年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/02ac1e3e639db930b84752cacf24b363


官製金融を解体せよ、という、竹中らの画策で、アメリカさまの言う通りに日本の市場を差しださんが為にやられていたという側面はあったろう。

確かに、中小企業融資を国がやるべきか、というのは議論の余地はある。
ただ、民間金融機関に貸し剥がし貸し渋りで痛い目にあわされた借り手側からすれば、そうそう信じることなどできやしないだろう。


ドラマの『半沢直樹』ブームに乗るわけではないが、当時に感じていたことがドラマによく描出されていて、05年当時に書いた記事を思い出したよ。地べたに額をこすりつけるようにして借りねばならない人々を、当方には想像できたんだよ。それはドラマや小説や漫画なんかのお陰なのだ。



まあ、大勢ヒアリングを連日行って、ネットで動画公開をしていたのは先進的ではあったな。
結論ありき、という儀式的な意味合いが濃かったけどな。

多分、今回もそういう目論見であることは、最初から決まっていることであろう。