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日銀当座預金残高100兆円時代

遂に、そこまで来たわけだな。

http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2013/ac131020.htm/



で、CPIの方だが、総合で1.1%、コアで0.7%と底固め的展開か。

生鮮食品の上昇、電気代の上昇、といったところが寄与度が大きい。


物価を考える時、エネルギー価格を除外する意味合いは、乏しいように思う。

日銀が過去に説明してきた通り、コア重視でいいということだな。日本はエネルギー依存度が輸入に偏重(例えば、英米に比して、ということだ)しており、燃料高の影響を受け易いから。


生活実感に直結するのは、やはり総合、ということになろうか。
来年の増税時期が一つの焦点となるだろう。


都銀勢の「国債回帰」というのも、経済政策の息切れ感が顕在化した結果なのかもしれない。資金需要の伸びは一段落してしまい、アベノミクスに沸いて「花見も少し贅沢に」「高級時計が東京のデパートでバカ売れ」といった、調子のいい話もここに来て途絶えたいるから、ということでは(笑)。


いずれにせよ、長年続いてきた「デフレ気質」をそうそう簡単に払拭することなどできないだろう。それは、誰にも確信が得られていないから、である。

大勢の国民にとっては、恐る恐るの前進でしかなく、今後に収入が増えるという確信など持てるわけがないから、だ。なので、時間がかかるのはやむを得ないだろうね。


あと、国内企業の多くが「値下げ競争ではなくてもいいんだ」という自信を持てるかどうか、にもよるだろう。


当預残高が100兆円レベルにまで到達していることについて、「りふれは」連中が何の解説も意見も述べないのかな?(笑)


どう評価しているのか、ということを、一切言わないのは卑怯なのではないか?
事前の言い分との関連はどうなっているのか、ということを言わないのは、日銀を批判してきたことを悔いているということか?以前の主張との整合性はどうなのよ?


所詮は「金融政策命」という「りふれは」連中は、ただ大騒ぎしていただけということなのかもしれない。そして、彼らが言う「経済学理論」とやらも、やはり同じく役立たずということを証明しているだけなのだろう。