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続・マレーシア機撃墜事件の謎

ミサイルシステムSA-11をロシアが提供した、といった説が出てきているが、当初はそうではなかったはずだ。


>>http://mainichi.jp/shimen/news/20140719ddm003030173000c.html?inb=ra

なぜ悲劇が起きたのか。撃墜について、ウクライナ政府は、「親ロシア派武装集団がウクライナ政府軍機と誤認して撃墜した」と主張、「ウクライナ軍による撃墜だ」と訴える親露派側と真っ向から対立している。

 「親露派犯行説」の背景はこうだ。親露派は6、7月にウクライナ軍の輸送機や攻撃機などを次々と撃墜した「戦果」がある。最近は政府軍の攻勢で拠点だったドネツク州北部スラビャンスクから撤退を迫られており、勢力挽回のため航空機への攻撃を強化していたためとみられる。東部国境では最近、ウクライナ側からロシア領内への砲撃が相次ぎ、ロシアが反発していたが、劣勢の親露派がロシア軍の介入を誘導するために故意に行っているとの観測も出ていた。

 ウクライナ保安庁はマレーシア機墜落後、親露派メンバーとロシア軍情報機関員の間で交わされたとされる通信の傍受内容を公開した。当初は飛行機の撃墜を伝え、現場確認後に民間機であることを報告しており、「誤射」だったことをうかがわせる内容だ。

 ウクライナのメディアによると、現場付近を実効支配する親露派組織「ドネツク民共和国」のストレルコフ司令官は17日、ロシアの交流サイトに「たった今、(輸送機)アントノフ26を撃墜した」と書き込み、その後削除していた。マレーシア機をウクライナ軍の輸送機と誤認した可能性を示唆する行動だ。

 親露派は、撃墜に使われた可能性が高い地対空ミサイルシステム「ブク」を保有していないと主張し、関与を否定したが、ウクライナのメディアは先月末、「親露派が政府軍のブクを捕獲した」と報じていた。AP通信も記者が親露派支配地域でブクを目撃したと報じている。

 インタファクス通信によると、ウクライナのアバコフ内相は18日、ブクの車両がウクライナ東部からロシア領へ向けて移動されたことを明らかにし、「犯罪者たちは証拠隠滅を図ろうとした」と批判した。

 ウクライナ政府軍がマレーシア機を誤って撃墜した、との説もある。ロシア国防省は18日、ウクライナ軍のブク部隊がレーダーを17日に稼働させていたことを確認していたと発表。インタファクス通信は政府軍が15日にドネツク州でブク大隊の基地を移動させたと伝えた。「(撃墜は)ウクライナ政府側の挑発行為だ」との親露派の主張を補強する情報だ。インタファクス通信は、「プーチン露大統領が搭乗した大統領機を狙った可能性がある」とのロシア航空当局筋の説を伝えた。

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ブク(SA11ブーク)をウクライナ軍から奪って入手した、という説が唱えられていたわけだ。
ロシアが提供した、といったことではなかった。


親ロシア派はそもそも「持ってない」と言っており、能力的にも無理があるだろう。


逃げる映像が公開された、というのもウソくさい話ではある。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000031004.html


トレーラーが1両しかなかったはずで、ミサイル発射の車両のみあっても運用はできないはず。探知ができないので。


こうした映像は、映画撮影と何ら違いがないので、通信記録とか映像というのはヤラセがいくらでも可能。情報源の信頼性に依存するだけである。誰がその情報を入手し公開しているか、ということだ。



仮にロシアが兵器や軍事支援などを行っているとして、単発で成果を挙げる高価なミサイルシステムを選ぶだろうか?
それならば、もっと汎用性の高い地上兵器を選ぶのでは。高度な訓練を要求される防空システムよりも、簡単に使える兵器を供給する方が圧倒的に有効なのでは。