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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

カモがやってきた〜TPP協議入りの日本

外交の舞台は既に始まっていたわけで、実務者レベルでは「参加」と各国に伝えていたに決まっているだろう。


本番当日になって、「ええっー!!参加ですってー?そうですか、そうですか、ジャパン」みたいに、初耳みたいな情報を聞くことなんて、まずあるもんじゃないでしょう?


APEC開催前から、「どういう語りになるか」というのを日本と、アメリカ等相手国の担当者と協議してきたに決まっている。

なので、日本国内の茶番劇は、あくまで茶番。
野田総理の配慮もクソもあるもんか、ってなものだな。



そして、日本が「公式に」協議入りを表明したら、途端に大枠合意の発表とありなりました、と。既定路線ということですわな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111113-00000011-jij-int


【ホノルル時事】米国やオーストラリアなど環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉に参加する9カ国は12日午前(日本時間13日未明)、当地で首脳会議を開いた。オバマ米大統領は会議で、9カ国首脳は高いレベルの経済協定実現に向け「大枠合意に達した」と宣言した。その上でルールの詳細をめぐる作業は残っているものの、最終合意できると「確信している」と強調した。
 オバマ大統領は会議終了後のアジア太平洋経済協力会議APEC)関連行事で、TPP交渉について「来年中に結果を出したい」と表明。来年夏までに合意文書をまとめるとの目標を掲げた。
 TPP首脳会議終了後に発表された共同声明は、「アジア太平洋地域の貿易・投資の自由化へ、包括的で次世代の課題に対応した地域協定を確立する目標を共有した」と表明。関税撤廃などの具体的なルールの策定に向けて必要な作業を「可能な限り早く」進めるとの方針を示した。
 一方で「各国は(国内産業への配慮などから)慎重な取り扱いが必要なさまざまな問題を抱えている」と指摘、協定を包括的でバランスの取れたものにするため「各国経済の発展度合いを考慮し、適切な方法を取る」とし、交渉参加国のうちベトナムなど新興・途上国への配慮もにじませた。


日本の態度が表明された途端に、これだ。
「カモがネギをしょって、鍋をかぶって、野菜や薬味も持って」やってきましたよ、と。

正真正銘のカモ、ということだな。

 傀儡子に 食われてしまう ドジョウ鍋

ド阿呆が。


ルール作りに参加します、なんてのは、ほぼ無理だろ。

出来あがった所に入ろうとしたって、主張なんか通らんよ。


先日書いたデート商法と同じ手法だろ。
女が「ここに来てくれたら、きっといいことがあるわよ」と思わせぶりに誘って、「来るか、来ないかは、あなたの自由よ」と。
来た途端に、「ホラ、あたしの手を握ったりなんかしちゃったんだから、まさか反故にするってことはないわよね?」と。

周りを見れば、グルリと男たち(9カ国)が取り囲んでいて、抜け出せない、と。そして、まんまとハンコを押してしまう、と。

本物のバ●だな。


それから、野田総理は、全ての財・サービスを例外なく交渉テーブルに上げる、と、自分勝手な発言をしたんですと。

暴挙でしかないわな、こんなの。
狂った独走というのは、危険なだけ。
安全運転なんかじゃないですよ。


だから、何度も言いますけれども、野田総理を止める方法は、不信任に追い込む以外にはありませんよ。

このまま置いておくと、操縦しやすいバ●ということで、どんなことでも通されてしまいます。
野田という人形の口を通して、何だって言わせることができる、という、超危険状態なのです。


日本のマスコミは、国民に事実を隠したまま、政治の出鱈目をわざと許しています。
”大政翼賛”状態の異常事態です。
大新聞やテレビが揃って、野田総理の参加表明を応援するなんざ、普通では考えられませんよ?


これは、本当に代理戦争状態と言っていいかもしれない。


このまま、彼らに政権を預けていると、取り返しのつかないことになりますよ。