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東京第五検察審査会の疑惑を追及せよ〜2

当方が何故米沢敏雄弁護士の旅費請求書を見たいと思ったかといえば、それは吉田繁実弁護士の請求書が偽造なのではないか、ということを疑った為である。米沢弁護士の請求書と比較することで、手掛かりが得られるであろうと考えたからである。まだ見てないのだけれども、現時点で思うところを書いておくことにする。


http://civilopinions.main.jp/items/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E5%93%A1%E4%BA%A4%E9%80%9A%E8%B2%BB%E6%94%AF%E6%89%95.pdf


以前にも書いたが、その時には9月分のものしかなかった(確か森ゆうこ議員の資料集にあったもの)。この貴重な資料の存在のお陰で、偽造の疑惑は更に深まった。



①日付、数字が「半角」


一枚しかなかった時には、処理した人の「気まぐれ」とか見落としとか、そういうこともあるかも、と思っていた。どうもヘンだな、とは思っていたんですがね。事務処理の人がうっかりすることもあるかもな、と。
けれど、この資料でははっきりと特徴が顕れている。
請求日付の数字なんかが、半角数字なんですよ。
『平成22年9月14日』と
『平成22年9月14日』は異なる、ということです。


これまで審査員の請求書は全部「全角数字」でした。ネット上で公開されている資料は殆ど見たと思いますけれども、支給決定日、出頭日、請求日のいずれでも、全角数字だったということです。通常、公的文書の場合には、そういうことが多いのではないかと思います(理由は知らない)。
この3枚の請求書を作成した人間には、半角数字を用いる特徴がある、ということです。(審査員の請求書を作ったような)他の人とは違っている、ということ。因みに、当方のブログ記事においても、文中では殆どが「半角数字」を使っており、タイトルなどに用いる時には全角数字を使ったりしています。


多分、9月14日の出頭日は、他の審査員でも同様だったので、これの書類は同一人物が作成したものと思われます。だから、出頭日の欄の『平成22年9月14日』だけは全角数字だったのでしょう。その後から、「22年」と「9月」間に空白部分を設けて(実際の日付を入れたのかもしれないが)、別人が作り直したものと思われるのです。その人物は「22年」と入れてしまうタイプの人、ということ。


ここで、例えば9月中に出頭した日が、9月6日と14日だとすると、普通の人は
『平成22年9月6日、14日』
などと入れるものと思いますよね。


少なくとも9月6日、9月14日、という具合に9月を被らせて入れる意味は薄いはずなのです。けれども、当初の公開した書類を「いつ開催されたか謎のままにしておこう」ということで、ストーリーが組み上がっていない時期に請求書の偽装を行ってしまったので、「ひょっとすると8月もあり得るか?」という含みにしておくために、「22年」と「9月」の間にマスキングを入れてしまったものと思われるのです。
「平成22年●●●●●9月14日」

「平成22年9月●●●●●14日」
では、意味合いが異なるということを御理解いただけたでしょうか。普通の人は、入力する時下段を選ぶ、ということを言っているわけです。事務的な決まりがあって、複数日がある時には必ず月から入れる、という決まりでもあるなら別なんですがね。


いずれにせよ、9月分の請求書を作った人間は、恐らく2名以上いた、ということが推定されるわけです。最初の人は「9月14日」と書くタイプの人で、後から工作した人は「9月28日」と書くタイプの人、ということです。



②捨印の位置


明らかなのは、3枚とも違う位置に押されている。これが何より不自然だ。印鑑を押す人間は吉田弁護士一人、である。事務処理の人も、普通は金子事務官がやるから、1人ということのはず。金子が休みで傳田事務局長がやるとしても2人しかいない。
書類作成の際、定型的な処理はみんな大体決まっていることが多いと思う。そうすると、捨印の位置はほぼ同一傾向になるだろう、ということだ。実際、審査員の請求書では、名前の後ろの印章の横の欄外に押されているものが殆どである。事務官が一人で作業している時、これを、請求書のトップ、右肩、名前欄の横、という風に全部変えることの方がおかしい。


捨印を求める立場の人間(事務官とか、一般人が遭遇する人であれば銀行員とか)は、定型的な説明を何度も繰り返しているので、場所を変えて指定する人はまず見ない。押す立場の人も、吉田弁護士で同一性があるのであり、書類毎に押す場所を変える必然性が殆どない。印章の横に続けて押す方が楽だしね。


なのに、3枚とも違うのだ。これはあまりに不自然である。
唯一思いつく理由としては、作成した人間が全部同じであることを作成した当人が「自分一人で作ったのだから、誤魔化さねばならない」と考えた、ということだろう。その人は、勿論「9月28日」と書くタイプの人、だ。
つまり、作成した当人が「同じ人間が請求書を作ったのではない」と見た人に思い込ませる為に、意図的に「3枚全部を変えた」ということである。墓穴だなw。むしろ全部違うことの方がおかしい。ウソを誤魔化す為に浅知恵を使うと、こうなるという典型ではないのか。
整合的な説明としては、捏造を誤魔化そうと思い、3枚が「全く別々に作成されたんだ」と相手に思い込ませたくて、意図的に変化をつけた、ということだ。アホだな。



③右肩の「2」の数字のハンコ


作成した人がバカだな、と思うのは、捨印の位置を変えたが、右肩の数字は全部同じにしていたことだ。どうせ変えるなら、こちらを変えるべきだったのではないのか。


前にも書いたが、これは歳出関係の書類が束ねられている綴りがあって、その何ページ(枚)目か、というのを示すものだろうと推測したわけである。月毎に束ねられているなら、毎月2枚目に吉田弁護士の請求書が綴じられていた、ということを意味する。
米沢弁護士の請求書を見たかったのは、これを確認しようと考えたからだ。もし全部同じ「2」番のハンコだったのなら、あり得ないわけではないのかもしれない。しかし、当方の推測では、違うと思う。請求書の日付順に並べられているであろうと思われるので、同一順であるはずはないだろう、ということだ。
書類の通し番号ならば、月末ほど数字が大きい。3桁は普通だ。


更に、編綴順序が、普通は、
支出負担行為即支出決定決議書―債主内訳書―請求書
の順で一組みになっており、吉田弁護士の請求書の前に支出負担行為即支出決定決議書と債主内訳書が存在しているなら2番目というのはおかしい。
ただし、弁護士への支払いは別な手続きということで、支出決定決議書と請求書の組み合わせだけである可能性がある(債主が一人なので内訳書がいらない?とか)。そういう意味でも、米沢弁護士の請求書と見比べたかったわけである。



④吉田弁護士の請求書のみ、書式が異なる


これも一目瞭然なのだが、他の審査員などのものとは別に作られた書式となっている。あまりに不自然だ。


「事由」欄の日当、宿泊料、鉄道賃、路程賃、の配置が他の審査員のものとは異なっている。更に、「鉄道賃」欄の『自  至  』の位置がズレている。
まあ、この部分だけマスキングしたかったので、この欄だけ別に作成しなおした、という可能性がないわけではないが、それなら鉄道賃欄だけ変えればいいのに、他の日当、宿泊料、路程賃欄の文字まで変える必然性はない。


この請求書は、明らかに「意図的に」新たに作り直された請求書の書式である、ということだ。2文字と3文字の文字幅がピッタリ揃っているでしょう?


他の審査員に用いられている請求書は、ズレてるんですよ。文字幅と位置が。きっと当初に作った人がわりとルーズな人で、些細な違いは面倒だからそのままにしていたのでしょう。けれど、吉田弁護士の請求書を作り直した人は、ずっと几帳面なんですよ。文字位置が気になるわけ。だから、ピッタリ配置が揃うようになってるんですね。


昔、発表なんかのスライドで文字の位置ズレとか気になったりして、そういう所に目が行く人と全然気にしない人がいたんですよね(パワーポイントが出る前の時代だw)。
脇に逸れたが、鉄道賃の特記事項があるとしても、その欄だけ記述を追加すればいいだけなのに、他の欄の配置を変えるのは不自然である、ということ。すなわち、これは別に作成されたものであって、元々の請求書の書式とは異なる、ということである。何故、そんな面倒なことをしたんですかねえ?
偽造する為、ということなら、辻褄が合う、と言ってるんだわ。



④『132047』という数字


これも既に書いたが、7月に存在していた審査員たちには110000番台の数字が割当られていて、8月以降に入ってきた3群の人たちには130000番台の数字になっていたわけです。最後の一人なんて、もっと大きい数字の「133566」という人だったわけだよ。本当に吉田弁護士が7月に選任されていたのなら、何故110000番台の数字がついていなかったのか?


普通は、他の130000番台の人よりも後に吉田弁護士が登場した、ということなら、うまく説明がつくわけです。若い数字の人たちは、債主登録された時期が前だ、ということ。7月時点ならば、8月以降に審査員として登場する人たちよりも、若い番号でなければならなかったはず、ということ。なのに、そうなっていない。どうしてかな?偽造だから、ということなら、これも納得できるんですよ。


それから、請求書に書かれた『132047』の数字の位置なんですがね、他の審査員はほぼ全部が「請求します」の文章が書かれた枠の横に印字されているんですよ。吉田弁護士の請求書の場所よりも、下の方に印字されている、ということです。
だけど、吉田弁護士の請求書は、氏名の真横くらいの高さにあるわけ。7月のは手書きですが、これもワザと「偽造」したものと思われますね。
同じ請求書発行システムを使っているなら、こんな違いは、普通は起こらないはずなんですよね。どうして吉田弁護士の請求書だけこれほど違うのか?
整合的な説明としては、この請求書が出鱈目で偽造されたものだ、というものなんですよww。



こういう話は、直接証拠ではなく、単なる状況証拠みたいなもので、不正を証明できるものでない。確かにそうだ。だが、捜査の端緒となるのではないのか。


これを本当に捜査するとなれば、最高裁が悪の巣窟であったことが証明されるので、怖くてできないんだそうだ。
検察も同じく腐敗していただけなので、日本の司法が本物の悪徳、クズどもに支配されていることが明らかになってしまうので、やれない、ということだな。


お前ら、それでも人間か。
恥というものはないのか。


こんなクソどもが、秘密漏示罪で鑑定人に刑事罰を科すくせに、お前らの外道ぶりはお咎めなし、ってか?

どこまで腐ってるんだ、この国は。
最高裁も検察もただの政治的出先機関に過ぎない。権力サークルのメンバーになるだけの、足場みたいなもんだ。


日本には、司法なんぞ存在しない。
彼奴らは悪魔に魂を売っただけの、権力亡者だ。
法を悪用し、法を己の為の道具として用いるだけの、真の外道だ。


これを主導した連中は、みな、枕を高くして眠っているんだぞ。
最高裁も検察も弁護士も、グルになって巨大犯罪をやってきたんだぞ。これをそのままにしておけ、と。


どうしようもないな。
日本は、だから終わってるんだわ。