怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続・米国の債務危機〜16兆ドル超えで迫る上限

先日の続報です。
10/20>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f9d9fd75361691027c94001b23bd734b


年内に上限到達かも、という可能性があるらしいです。

11/1>http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT822966020121031

[ワシントン 31日 ロイター〕 米財務省は31日、来週実施する四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)で総額720億ドルの3年・10年・30年債を発行すると発表した。新規調達額は89億ドルとなる。
 財務省はまた、米国の債務水準が年末近くに連邦債務上限に達するとの予想には変わりはないとした。ただ緊急手段を利用して2013年初旬まで資金調達はできるとしている。
 
 連邦債務上限は16兆4000億ドルに設定されているが、31日時点ではこの上限まであと2350億ドルの余裕がある。財務省はいつの時点で緊急策が尽きるかについて詳細を明らかにしていないが、アナリストの間では2月中旬ごろとの見方が出ている。これにより、減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」問題の解決に向け、政権側と議会が折り合いをつけるための時間的な余裕が生まれるとみられている。

========


10月の記事に書いた通り、9月末時点で上限までの”マジック”「3670億ドル」でした。1カ月経ったハロウィンだと、マジック「2350億ドル」だそうで。
(参考までに、ロイター記事の上限「16兆4千億ドル」というのは、厳密に言えば正しくないだろう。僅か60億ドルしか違わない、というかもしれないが、それは場合によって日数の関係上、死活問題となりかねないかも。)
1カ月間で、1320億ドルも債務が増加したことになる。このペースで行けば、12月まで持たない。ああ、償還額が年末に向けて多ければ、純増はそうでもないのかもしれないが。


fiscal cliffが本格的に目の前にやって来る、ということだ。
緊急手段を使って、と言ってるが、それはどんな手なのか知りたいところではあるな(笑)。

例の「政府紙幣発行」と似た、金証券発行なんかで凌ごう、ということですかな?
幻の「ウィルソン10万ドル紙幣」というので、年末年始の決済に使ったことがあるらしいですから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%99%E5%B9%A3


どんな手なのか、ちょっと判らないですが、アメリカの債務上限問題は、ヤバい、ということです。