怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

司法、法学関係を信頼できないワケ

この国は、本当に「法の専門家」と言っていても、正確なこと・妥当なことを言う人は実は少ないのではないか、と思うようになったんですわ。

どうしてかって?
それくらい、目にする法曹や法学界の人が間違いを連発しているようにしか見えないから、ですよ。

いや、当方のような全くの素人だからそういうことを感じてしまうのかな、と思わないでもないですが、酷い例というのは過去のブログ記事に書いてきたように、事欠かないと言っているんです。

いくつか紹介しておきましょう。

小林節慶大法学部教授どのがおられましたね?

07年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/659540f46ad24336b9c7a73b6e9592e8

この方はテレビ番組でも「最高裁判決は不遡及原則に反する」と言ったらしいではないですか。法学部教授がですよ?慶応大学の法学部がこんな程度なのですね、とは思いましたわな。

条文に書いてないのに通知内容で刑事罰はおかしい、と指摘したのも、随分前でしたな。

07年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/035a727a0a5d62e467e79468f0f8822b

自称弁護士という方とのやり取り中で、当方が指摘したわけですよ。弁護士は裁判所判決は「9割方収斂している」とか言ったわけですが、それはウソですね。
再掲しますね。
『「元々の30条の立法主旨としては、無資格者が助産院を行うとかニセ医者同様にニセ助産師としての活動を禁止するものが30条規定なのではないか」(No.52)というのが私見であり、条文を意味不明とは思っていません。ただ、個別具体的な医療行為(この場合には内診行為)に刑事罰を与えて禁止するものとは思われない、ということです。罪刑法定主義というのが基本的にあるのであれば、条文上に規定するべきで、そうでないなら「刑事罰をもって禁止行為を規定(周知)する」というのはオカシイ、ということを申し上げているのです。条文に具体的規定がないにも関わらず「刑事罰を与える」という恣意性が許容されることには反対という立場です。』

最高裁がこうした意見を取り入れて、考え方を改めたと?(笑)

通知で有罪にされたんだぞ。そのことがどういう意味か分かるか?最高検は、違法性の根拠として「通知に書いてある」と言ったんだぞ?条文には、どこにも書いてなかった、しかも省令ならばまだ法令だが、通知は法律でも何でもないんだぞ。なのに、違法認定で、刑事罰、有罪確定なんだぞ。有罪判決を書いたのは、裁判官じゃないのか。貴様ら、それでも人間か。恥を知れ。

日本の司法がクソだ、という意味がこれでも判らないとすれば、相当の●●だな。
こういうことを、日本の法曹、法学関係の連中が本気で反省したり、改善しようとしたりしてきたことなんかあるのか?誰からも覆されない、という絶対安全領域にいるからこそ、どんな出鱈目判決でも量産してこれた、ということなんじゃないのか。それが最高裁の姿勢だったんだろうに。

判断はバラバラ、原則はない、こういう状態を「てきとう」とか「出鱈目」とか「いいかげん」とか呼ぶんじゃないですかな?
ある時は、都合よく条文に書いてないことで刑事罰、ある時は具体的に書いてないから「無効」ってか?

だから言ったろう?
田中文部科学大臣の不認可と言った問題で、法的な評価が正反対なのは「そもそもヘンだ」と。

こういうのは、いっぱいあるわけ。JALの年金減額問題の時にも、「破産以外減額できない」とかいう出鱈目解説が出回っていたでしょうが。原賠法3条但書なんかについてもそう。ウソばっかり言う連中がたくさんいるじゃないか。報道では、そうした都合のいい出鱈目が散布されとるじゃないの。

そういうことを放置して、司法は正しいみたいな態度が横行していること自体、信じられないって言ってるんだわ。要は、思いつき、と何が違うのかね?「法学」とか呼べるのか?好き勝手に、適当に判決を出したり、やってるのと同じではないのか。90%収斂しているはずなら、法曹に訪ねたら9割は答えが一致しているんじゃないんですかな?

ところが、全く違う。
それも、程度が違う、とかいうレベルではなく、結論からして全く正反対。

離婚裁判とかじゃないんだから、個別具体的なアレコレとか男女関係の条件が違うとかいう話ではないでしょうが。

なのに、全然別な答えが平気で出される。こんな連中に、なんで司法を委ねなければならないんだ。ヤブ医者が大多数、というのと何が違うと思うか?

通知のことも、幾度か取り上げたことがある。

06年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ca47aab51a0f6544637000f4e30055e1

ああ、下級裁判所の判決文は判例とは言わないんだったか。よく知らんが。判例がある、なんてことをそんなに重要視しているわけでもないんだがね。一応、裁判所側の考え方や思考パターンを知る上では、役立たずの法学教授だの無知でウソをいう弁護士なんかの意見を尋ねるよりは、はるかにマシということだわな。

いずれにせよ、この国の司法というものは、本当に根本的に間違っているとしか思えず、心底腐ってるんだわ。しかも、周辺の法曹連中にしろ、法学者関係にしろ、ろくでもない連中がのさばっているわけだ。

世も末だ、って言ってんだよ。
何らの権力も有しない国民を本来守るべきはずの法という仕組みが、機能しないばかりか悪事に簡単に用いられてしまうんだぞ。このことを、真剣に考えているのか。

改めようともしない裁判官どもや、法曹や法学者たちこそが、司法腐敗を手助けしているとしか思えない、ってことだ。