怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

楽天は真のグローバル企業になって下さい

これも前から言っておいたはずだが。
産業競争力会議の民間議員なんて政府ポストに収まってないで、とっとと日本を去れ。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/83ae3bb5f289810679366293042d38dc


三木谷よ、あれから何年経った?
楽天が日本で商売をしている必然性はないでしょう?
こんなグローバル時代の、IT時代なんだから、三木谷が日本で商売してる必要なんかないわけ。何なら、日本人をやめて、自由の国アメリカ市民にでもなって下さい。

遠隔地でもIT活用で、直接人に遭う必要もないし、メールで済むんだし、日本企業である必要なんかないので、出て行って下さい。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/15af2e007b151d30db08d29784966544


思い出したわ。こいつらと全く同じような主張をしていた連中を。
グリード関連の方々だったか、日本から出て行ってやるぜ、投資も資金も引き揚げてやるぜ、と盛んに脅していた連中だったな。

07年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/75dee530c67bbbf18402e18c99ae6b2b


貸金業法改正の時、出ていくぜ、と啖呵を切って出て行ったのは、外資系貸金だったわけだ。GE系とか、シティグループとか、そういう連中だった。ファンド勢も日本売りだ、ということで株式市場で散々阿漕なことをやってカネを引っこ抜いていったわけだな。

で、その後どうなった?
天罰覿面、リーマンショックでやつらの牙と勢いは大きく殺がれた。病原菌と同じで、排除する方が有益であることはあるわけ。
貸出残高が大きく伸びていたなら、どうなっていたことか。不幸中の幸いだったんだろうよ。お陰で、日本の破産件数は着実に減少したんだわ。08年以降、減ったんだよ。


そういうわけで、楽天は日本から消えて下さい。
薬のネット販売をしたいケンコーコムウェルネットだとかいう企業にしても、日本以外の会社になればいいんじゃないですか?どうして、日本企業でなければならないと?


それから、一番狂ってるんじゃないかな、ということを書いておくわ。



http://mainichi.jp/select/news/20130227k0000m020121000c.html

(一部引用)

民間の視点を交えて成長戦略の具体策を議論する政府の「産業競争力会議」が26日開かれ、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関する集中討議を行った。楽天三木谷浩史会長兼社長や竹中平蔵慶応大教授ら民間議員5人が連名で、農業の改革を国が後押しして国際競争力を高める一方、速やかに交渉参加を決断するよう求める意見書を安倍晋三首相に提出した。【丸山進、久田宏】

 意見書では、「日本の農業は潜在力が高く輸出産業にできる」として、政府が農業改革を支援し「攻めの農業」に転換すべきだと訴えた。TPP交渉は米国など11カ国が年内の合意を目指しているが、交渉に参加しないと議論の状況が開示されない。このため、「早期に情報収集することで有利な交渉が可能になる」として、一刻も早い交渉参加を求めた。

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典型的なのが、規制を緩和しろ、政府は余計な手出しをするな、だから自由にしろ、と求めている連中に限って、「成長戦略が必要だ」とか言うわけ。オリックスの宮内みたいなのが代表例だな。

政府の手出しを徹底して批判し、財政支出も否定するのに、どういうわけだか産業政策だけは熱望する、という大いなる矛盾だな。過去の産業政策はほぼ大した効果がなかった、ということなんだから、どうしてここでまた「成長戦略が」云々という話を持ち出してきて、これを重要視するんだろうか、ということだよ。

最大の産業政策の失敗は、原発政策だったろう?
これほどの大規模な、取り返しのつかない、誰も責任すら取れない失敗をやっておきながら、それでもまだ目が覚めないんだそうだ。


農業政策の失敗云々なんてものは、ほんの微々たるものだろ。取り返しがつく程度のことだ。これをやり玉に挙げてるくせに、どうして原発政策の失敗は徹底批判をしないのか?
それは結論ありき、だからだろ。最初から、農業批判はするが原発は擁護、なんだろうよ。批判する側にいるマスコミや識者ぶってる連中が、いずれもクズが圧倒的に多いからだ。


福島原発事故の反省と責任はどうなった?
原発政策の失敗はどこにあった?
東電か?電力業界か?
それとも政治家か?政府組織か?
経産省?エネ庁?保安院
原発メーカーか?
GEか?東芝?日立?三菱?

この壮大な失敗は、典型的な産業政策の結果生み出されたものだろうが。
政治家、霞が関、業界、マスコミ、地元自治体、そういうのが一体となって失敗の元凶を生んだんじゃないのか。それは、過剰な産業政策推進の結果、だろうに。


これを批判すべきであるのに、成長戦略という名の「出鱈目産業政策」、すなわち政治家・霞が関・業界・マスコミなんかにとってうまみのある、ご都合主義の政府主導政策=国民の税金にタカリ、というものの分配儀式をやっているだけだろう。


産業政策だの、成長には貿易ブロック化(=TPP)が必要だの、そういうことを言ってる時点で、主義主張に大間違いがあるってことだ。
言うべき唯一の主張は「放っといてくれ」だろ。
規制をなくせ、政府は余計なことすんな、と求めるなら、産業政策も「余計な手出しはするな」で終わりだろう。


そんなことも判らん愚か者どもが、政府に無用な要求をする、というわけだ。
恣意的に特定産業分野を批判したり産業政策を優遇するのは、彼らが過去に批判してきた族議員のやってることと、何一つ違いがない、ということなんだよ。やってる人間が、選挙で選ばれた議員か、国民の審判を仰ぐことのないただの民間人か、という違いくらいだな。