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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

米軍という寄生虫

まあ、あれだな、鳩山政権になった時に、米軍関連とか日本にいる従米派のヤツらとか、マスコミとか霞が関官僚どもとか、そういうのが束になって襲いかかってきたワケが、よーく判ったわ。


金欠病なので、何が何でも日本に寄生を続けねばならない、ということだったわけだよ。

アメリカの経済自体が、成長分野なんてほとんどないわけだ。
それを支えているのは、軍事分野という名の「壮大な公共事業」なんだろ。


リーマン・ショック後には、それが一層悪化したわけだな。自動車なんかのまっとうな製造業なんて、それに比べりゃ補助金だろうと研究費だろうと、もっと貰っていてもおかしくないわな。


国防費として増額された4000億ドルは、どこに消えたのか?
07年には5000億ドル以下だったのに、うなぎ登りに増大してきたんだよ。


グアム移転費用がない、だと?
米軍は、施設建設費用がないから、とかいうヘンな理由で沖縄からの移転を拒否していただろ。

日本側負担が殆ど(約7割だったか?)で、61億ドルも払え、と言われていたんだが、これですらほんの雀の涙ではないか。


07年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1d0745f39169a5feea8082f22bc25326


9000億ドルと比べりゃ、30億ドルとかなんて、1%にも満たないぞ。ゴミみたいな額でしかない。それが出せない、と?(笑)上院で止めた予算なんて、2億ドル未満だが?

世界の寄生虫となったアメリカさまは、日本政府に賠償額を払えないくせに、日本企業からごっそりと「カルテルの罰金」とか「反ダンピング関税」と称して数億〜数十億ドルを「司法取引」とかいう名目でふんだくるわけだ。まさにヤクザそのもの。


で、ケツに火の着いた米軍筋は、死に物狂いで反撃してきたというわけだな。軍事部門全体に影響が波及するのを恐れて、全力で潰しにきたんだよ。
それに手を貸したのが、日本の検察及び最高裁を頂点とする司法だった、というわけ。

アメリカさまの配下の総動員体制で、マスコミも総力を挙げて鳩山―小沢勢力を叩き潰した。
金融支配という牙の一部を折られたから、残るは暴力=軍事力しかないもんなあ。


そうして軍事部門に湯水のように金が流し込まれたわけだ。
オバマ政権は政治的に抵抗する術もなかったのだ。やはり連邦政府での政治的経験という点において、経験不足だったが故に、旧来の勢力に抱き込まれてしまったということだろうな。



09年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/380be4baeb7ae972c2a7efe794a02495

グアム移転なんて、全然難しいものではない。金の点でも、予算総額からすれば、増額された範囲において、捻出が困難な水準ではなかったはずだ。だが、アメリカのゴロツキどもは、「みかじめ料」をふんだくれる先である、日本と沖縄を手放すはずがなかった。


要するに、アメリカさまの存在というのは、結局は「カネ」だ。
軍事部門しか産業として競争力のあるものがないから、そこに金が投入されるわけ。それで経済成長だ、とインチキを繰り返してきた、と。


そりゃあ、官業に40兆円もつぎ込めば、どんなバカな国だってGDPは増大するわな。日本で言えば、税収50兆円で20兆円分を防衛費に毎年使う、みたいな水準だからな。一体、どんな軍事独裁政権なんだよ、という話だわ。
その上、日本にはF35買え、と言って脅してきたわけだ。次はオスプレイを、と。


年間8千億ドル以上の投資をして、そのリターンとして兵器売却か戦争で儲けよう、というのが、アメリカさまの経済システムである、ということだわな。他には大した商売もない、と。金融でガッポリ儲けようと企んできたら、それがコケたので、残された手がないと。



これまでにも何度も言ってきたが、世界一のタカリ国家はアメリカ合衆国だ。
そして、インチキ国家も、アメリカなんだよ。



過去記事:


08年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/28d2d3138a2842d8bc997589e24388c0

09年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/32dc87a2330d90b5db883e891e19e5f4


他にも

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e869d99a15be70d4672b947408f852aa

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/c8c2a6d9b60e7c37f2505615c0479bd4



いま思えば、ビル・クリントンは大統領としては優れた人物だったな、と思うわ。
軍事部門を削減し、財政収支を黒字転換したのは、奇跡的といってよかった。そういう人物は、暗殺を免れたが、スキャンダルを焚きつけられて、追い詰められたわけだ。
軍事部門の勢力を抑え込めば、代わりに「経済部門」の連中が増長してしまうことになったわけだ。ある程度は致しかないのだが、旧勢力と呼ぶべき例えば自動車・石油関連などの伝統的分野ではなくて、新興の金融部門だった、というわけだな。それが、経済危機をもたらす原動力となった投資銀行だの保険会社だの巨大ファンドだの、という連中だった、と。


多分、クリントン大統領時代に沖縄問題が解決に至れば、クリントン―橋本というリーダー達は、歴史的に名を残していたかもしれない。次のチャンスはオバマ―鳩山時代にやってきたが、オバマは軍事勢力に対抗できず、鳩山はスキャンダルで失脚に追い込まれた。司法が国家に反逆したわけだからな。国外勢力に協力するなんぞ、考えられんわ。


軍事による戦争、次は経済戦争、そして、今では「情報戦争」ということだろうな。
武力で制圧して稼ぐ、というのが経済合理性を失った。
次なるは、貿易や投資・金融といった分野で、暴力から「カネの力」へと移っていったわけだよ。その野望も、アメリカ金融帝国の弱体化で世界支配力が大幅に後退し弱まったわけ。

金融支配がダメなら、今度は「情報支配」ということにした、というわけだ。
それが、プリズム計画に代表される、アメリカ総力を挙げての巨大官業への先行投資、ということ。ネットも、SNSも、スマホも、LINEも、そうした情報支配を巡る、支配体制及びその闘争の延長上にある。


日本は、現状では、ほぼ敗退しているも同然だ。
対抗勢力を形成できる「電気・電子・情報」分野の先端技術関連は、優位が殆ど残されていないからだ。電機関連企業の凋落ぶりは、無意味にそうなっているわけではないぞ。日本から基礎体力を奪うのに好都合だから、だ。多くを米系企業のものに頼らざるを得なくなってくる。それは支配体制構築に好都合なのだよ。
ソニーなんかは残っているが、傀儡であり、獅子身中の虫みたいなものなので、日本人のフリをして国外勢力に密通している連中と同じだろうな。


残るは、セキュリティ技術が打ち破られてしまえば、対抗手段をほぼ失うだろう。
日本がこの戦争を乗り切れるかどうかは、判らない。