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爆誕!テロ国家

その国では、激しい銃撃戦が繰り広げられていた。現地人たちは大勢虐殺された。戦火を逃れて、居住地を追われた人々も大勢いた。

その国で過激な戦闘をしていたのは、殆どが海外の色々な国から流入してきた人たちだった。彼らは、反政府ゲリラとして政府軍と戦っていたのだった。


反政府ゲリラの出身地は、イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ポルトガル、イタリア、ドイツ、オーストリアポーランドなどの多様な地域であり、アフリカからも多数の流入があった。

反政府ゲリラは、現地人との争いが絶えず、虐殺を繰り返していた為、政府軍が鎮圧に度々出動していた。現地人の多くは、居住地を奪われ、反政府ゲリラの暴虐に苦しめられていた。
また、反政府ゲリラは現地人や政府軍の軍人たちの処刑を行っており、戦闘での勝利を誇示したり気勢を上げたりすることは、珍しいことではなかった。


そして政府軍は、反政府ゲリラとの数年に渡る戦闘の結果、敗北することとなったのである。この事態を受けて、欧州各国ではこうしたテロ国家が飛び火するのではないかと恐れられ、ゲリラの鎮圧を厳しく行うべきとの雰囲気が醸成された。


数年後、その憂慮は現実のものとなった。
政府打倒を掲げるテロの出現は、遂にはフランスにも及ぶこととなったのである。


その国を、人々は『イスラム国』などと呼んだりはしない。


そう、皆さんご存知の通り、『アメリカ合衆国』と呼ばれているのだ。
政府軍たるイギリスに勝利したのは、反政府ゲリラのアメリカ本土にいた人々だった。彼らは、殆どが流入してきた人間たちであり、イギリス軍に加担したインディアン(近頃ではネイティブアメリカンとか言うのか?)たちを虐殺し居住地を奪って難民化させたのだよ。


要するに、事後的に正当化されただけなのではないか?
圧倒的大多数のキリスト教徒であった反政府ゲリラ軍がアメリカで行ったことと比較して、イスラム教徒がやっているらしい今のイスラム国よりも気高く立派だとは思えない。


立場と見方の違い、というだけなのでは。