怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

法学者は信頼に足るか?〜自覚なき学者たち

憲法担当の法科大学院教授が問題漏洩事件でマスコミを賑わせているようだ。よりによって、話題の”憲法”担当教授とはね。当方は、思惑が働いていないと信じるほど、お人よしではないのですよ(笑)。

世の中、偉い人でも間違いを犯すことはあるから、そういう人もいるんだなということで、おいといて。


何が言いたいかというと、現役の大学教授であっても、本当に答案をきちんと書けるのかという疑義があるということです。


安念中大教授の記事を書いたことがある。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/8da760d94d6e08b3bcd32f30c09ab5b5
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/47abaa3da2f8bd403eb50c75b593efcb
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/77a9b7a8c38a0b2586ffae141f394084


現役教授で弁護士の方が、素人以下の説明しかできないというのもどうなんだろうなと感じるわけです。答案の添削指導でも受けた方がよいのではないかと、思わないでもない。

その安念教授が反省の弁を述べていたらしい記事がこちら
http://www.gepr.org/ja/contents/20150907-01/


安念教授曰く、
『行政機関に対して、理屈よりも「黄門様の御印籠」を振りかざすことを求めてやまないマスメディアの体質はさておくとしても、私自身も身を置く法律学者なる集団の無能・無責任も糾弾されて然るべきであろう。
法律上どこまでが行政機関に許される行為で、どこを超えると許されないかは、法令の綿密な解読という作業なくしては明らかにし得ないのであり、そこにこそ学者の本領があるはずだからである。自戒をこめて、そう痛感する。』
だそうです。


彼に必要だったことは、ド素人にいちいち指摘される以前に、まず己の説を他人に認めさせるべく「答案」の下書きでもやって、自己研鑽を積んだ後に原子力規制委員会の批判をすべきということだった。今更になって、法文を読んで考える、という時点で、専門家の立場として「終わってる」ということだ。
自戒を込めて痛感するのが、今なのか、ということだ。それで教授をよく名乗ってきたね、とは思う。もっと前から、弁護士資格をもらっている時点から、「法令の綿密な解読作業」をするのが当然なのであって、それでメシを食っているのではないのか、という話なのである。


そういうことを、「水戸黄門好き」の当方から指摘される前に、普通の学者ならば考え気づくべきであろうに。
法律学者なる集団の無能・無責任も糾弾されて然るべき』との発言に至るまで、何年もかからねばならなかったのは、残念である。反省しないよりは、まだマシと呼べるのかもしれないが。


参考:
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/9414a13d01769c9505779098f736b605
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fadef836218ebfcb53feb5db1fb48bdc


安念教授におかれましては、『法律学者なる集団の無能・無責任』を改善すべく、努力をお願いしたく存じます。
学者さんが本来持つであろうはずの、優秀な能力を有用な方向に使っていただき、国民や後進のお役に立ててもらえれば幸いです。