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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

自民党に訪れた大チャンス

TPP問題をテコにして、野田政権を追い込むことが可能です。

TPPに反対、絶対阻止、ただこの一点だけで勝負に持ち込めますよ。日本国民の反対派勢力を全て結集し、その受け皿になれば戦えます。

都市部なんかでもみんなの党などに流れた票を奪い返すことが可能になるはずです。

TPP問題は、「倒閣運動」に直結させることができます。


自民党のみなさん、かつての自民党には悪い面もあるにはあったのですが、それでも民主党政権のやってきたようなことは、かつての自民党でさえやらなかったのですよ。

例えば、普天間基地問題にしても、自民党時代でさえ地元の合意・協力を得られてないのに「アセス提出」などと、権力を嵩にきて強引かつ乱暴なことをやってこなかったですよ。

民主党政権は、全く違います。
沖縄の人々の方を向いて、政治をしようなどという気持ちは微塵もありません。あるのは、「政権運営ごっこ」をいかにうまく演じられるか、ということだけです。だからこそ、官僚支配の跋扈を許すし、メディアの過剰な介入をも許すことになってしまっているのです。

昔の自民党族議員の存在というのは、悪い面もあったでしょう。
ですが、官僚の暴走を食い止める防波堤となっていたでしょう。族議員の方々が、個々の議員単独で存在していなかったことも、マスコミからの「個人攻撃」を封じていたでしょう。
仮に誰か一人が「撃たれた」としても、ほかの議員たちが存在することで、簡単には官僚の意見を通さないということが可能だったのです。
実は、形はいびつでも、政治主導ということが行われていたという側面があったのです。


ところが今は、「官僚が怖れる」議員集団というものが、全く存在していない。誰も官僚を抑えることができない。逆に、官僚に頼りきりになっている。そのことが、更なる政治の弱体化に繋がっている。党内議論も出てこなければ、決定過程の中身も不透明のままで、ただ「官僚に操られた」総理以下、政権幹部の大臣たちが、わけの分からん決定を繰り返している、ということになっているわけです。


「俺の目の黒いうちは…」なんて言える政治家は、今はどれほどいますかね?
一人しかいなければ、スキャンダルなどで仕立てられて、排除されてしまうかもしれませんが、そういう「族議員」の階層が何人も重なり合って、少数ではないということが、個人攻撃から守る盾となるのです。


自民党のみなさん、政治は日本国民の為に行うものであり、日本国民の生活や将来が一番大事なのではありませんか?

「日本の為にならない」ことを許せば、本当に日本崩壊の危機に立たされることになります。今は、深刻な「政治危機」に直面しています。

もう一度、「日本のためになる政治」を実現する為に、政界の勢力を再結集してもらえませんでしょうか。

TPP断固阻止、この勢力糾合の核となれるのは、自民党だけです。

暴走する野田政権を止められるのは、自民党だけです。


谷垣さん、政権を奪回する為にやる、というのではありません。目的を間違えてはいけません。日本国民のためにやる、そういう大義ある政治ならば、きっと多くの国民に伝わりますし、思いは届くと思います。

自民党のみなさん、どうか、国民の思いや声を受け止めてほしいと思います。