怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

JA全中、農業関係の皆様へ

誠に勝手ながら、大事なお願いを申しあげたいと思います。
どこかに届いてくれることを祈っています。


これから起こることは、日本の将来を左右する、非常に重要なことです。この勝敗が、日本という国を大変な混乱へと突き落とすことになりかねないのです。それだけ大事な戦いになるということです。



皆様が既にご存じの通り、野田政権はいくつもの暴挙を重ねています。


今、採決目前に迫っている消費税増税法案は、野田総理民主党が国民に示したあらゆる約束を無視してまで、強引に進めようとしているものです。これに加担しているのが、自民党公明党です。自公が民主との連立で「どんな法案でも好きに通せる」という、まさに政官財の最強トライアングルが好き放題できる状況を目指しているのです。



これは、原発再稼働問題でも同じでした。
野田総理は「4大臣会合」で判断した、として、党内の反対意見などを全て無視し、国民の声を全部無視して、ひたすら官僚や財界の言い分である、大飯原発再稼働を強引に決めてしまったのです。



TPPがやはり同じ手でした。
どんなに反対意見を言っても、経団連と一部大企業、そして霞が関が要求する限り、野田政権はTPP参加を取り止めたりはしません。野田総理は、事前協議参加表明を止める術がないことを知っていて、勝手に宣言して帰ってきました。運よく今は停滞していますが、今後米国大統領選が終われば動き出す可能性は十分にあります。



JAの方ならよくご存じではないかと思いますが、谷垣総裁もTPP推進派です。3党合意取りつけに動いた茂木議員もそうです。両者は、JAの議員署名集めの時、拒否したはずですね。


谷垣総裁は、野田総理と同じく財界や官僚の言うことをよく聞いてくれる人なのです。だから、野田民主との協力関係を築かれると、TPPは簡単に通されてしまうでしょう。増税法案の行く末を見れば、明らかです。彼らは、財界と霞が関が望めば、何だって実現する操り人形と化したのです。そのような人物を国の最高権力者として据えておくわけにはいかないのです。



昨年には、TPP阻止に向けて、反対派は共に戦いました。
そうした成果もあってか、これまでのところ、決定的な参加宣言はなされていません。しかし、野田政権を生き延びさせたり、自公民の連立といった「数の論理」が達成されてしまいますと、もう阻止することは困難となります。



我々国民には、野田総理を止める術を有していません。TPPに勝手に突き進む民主党執行部を阻止できる力を持っていないのです。
あるのは、1票、これだけです。



私たちに与えられた唯一の対抗できる武器が、自分の手にある「1票」です。
この1票で必ずや一矢報いる、という気構えが必要です。



増税法案推進のA級戦犯は、野田、前原、仙谷の増税トリオです。
皆さんにとっては、忘れもしない名でしょう。皆さんを侮辱し、TPP推進に狂奔した唾棄すべき3人です。


前原・仙谷の罪>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6ab75ee20b494526a1420c71973124f6


反対を唱えていた全中などに対して、彼らは何と言ったか。


前原は、GDPでたったの1.5%しかない農業のせいで、全国民が犠牲になると非難した。仙谷は、農協がTPP反対をわめいて走っていると馬鹿にした。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/78143d9bbb6ea79ab450810aa191c4d8


このような連中を許しておくわけにはいかないのです。
野田、前原、仙谷の3人は、断じて許すべきではないのです。彼らを排除する唯一の方法は、政権の座を明け渡させることです。それができる方法は、選挙で彼らに勝たせないこと、その一点です。
この3人に加えて、増税推進で明らかになった通り、民自公の大連立ならばどんな法案でも通せるという野望を抱くのが、谷垣を操る財務省や財界です。故に、谷垣を追い込むことが必要です。



小沢一郎と彼の同志が離党するのか、その後どうなるかは不明です。
しかしながら、もしも彼らがTPP阻止を約束するならば、どうか彼らに力を貸してあげてはもらえないでしょうか。



普通の国民にとって、野田政権や政官財トライアングルに対抗できる、唯一の権力が選挙の投票だけなのです。



今こそ、我々普通の国民の怒りを、国民の真の声を、暴走政権とその一派に思い知らせることが必要なのです。タカをくくっているからこそ、仙谷や前原のような連中の言い草が出てくるのですから。


福島の農家の人々は、多大な被害を蒙りました。
それは震災の直接被害などよりも、福島原発事故という人災によって、受けた損害の方がはるかに大きかったのです。放射性物質の広範な汚染によって、先祖伝来の農地が奪われたりしたのです。少し離れた地域の農産物は、風評被害や度重なる検査と基準変更などで、農産物は売れなくなったのです。


農家の土地を奪い、精根込めた農産物を廃棄に追い込んだのは、勿論原発です。それほどの被害を与えたにも関わらず、東電は反省を見せないばかりか補償も渋ってきました。これに輪をかけて悪辣なのは、やはり野田総理、4大臣、仙谷らです。再稼働を決めた張本人は、彼らなのです。福島原発事故発生時の緊急対応が全く出来ていなかったばかりか、原因究明や応援体制も事故対策も出来ていないのに、性懲りもなく電力会社含む財界と霞が関の意向を受けて再稼働に踏み切ったのは、野田民主党です。


被害を受けた農家がどれほど苦しんでも、電力会社も経産省経団連も政治家たちも、誰一人、苦渋を味わうことなどないのです。反省なき連中が、再び原発原発と言って、金のことばかりを言い募っているのです。自分たちの懐勘定だけが優先なのです。


福島の農民たちの、大地に染み込んだ涙を決して忘れてはならないのです。
彼らの為にも、ここで一緒に立ちあがって欲しいのです。


残念なことに、私には、何の力も備わっていません。
あるのは、たった1票だけ、です。
どうか、皆様の力を貸して下さい。
共に戦って下さい。
そうじゃなければ、福島は、彼らの魂は、救われません。


野田政権と背後にいる連中に、必ずや敗北を与えなければならない。
農家を見くびったことを後悔させてやるのです。


現代での一揆を、
名もなき人々の1票の力を、
ここに示すときです。


我らに勝利を!