怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

冷ややかなFTAAP(笑)

おバカな連中が力んで言う割りに、大したことのないのがFTAAPなんじゃないでしょうか。

http://www.afpbb.com/article/politics/2277681/2094969


各国の反応は冷めたもののようですが。
お調子者の日本にいる従米派が、今TPPに入らないと「韓国に負けてしまう!サムスンにもヒュンダイにも負けてしまう!」と煽り立ててたのだろうが、そういう問題ではないんだよ、禿。

利益率を考えない企業の愚かな戦略の失敗である。
日本国内では、ドイツ車はかなり売れてる。しかも、非常に高額なのに、だ。
その理由を考えてみよ。

ユーロ高だったからって、韓国車に負けたか?(笑)
価格で有利なアメ車に逆転されたのか?

そうじゃないんだろ。


赤字でも、何でも、ただ単に数だけ出す、シェア至上主義的に、安物との価格競争に突入してゆくという、戦略なき愚かな企業の大失敗が、窮状を招いているというだけ。

そうした輸出企業が、日本の成長の足かせとなるのだ。
しかも、経団連なんかの主流を、そういう経済音痴が占めていることが、失敗の上塗りに拍車をかけるということになるわけだ。

自分たちの思考が絶対的に正しいものと信じ込んでいることが、敗着の原因なのだろ。そうして、更なる失敗を呼び寄せる。

自分たちの考えや判断や思考が正しかったならば、「今の状況」を招いたと思うか?(笑)
これまで、間違い続けてきたのに、何故、今は「正しい」と思えるのか、その自信の裏付けが何なのか、非常に興味深いな。

囲碁でも同じでしょう?
いや、当方も下手の横好き程度のヘボなんですけどね。
正しい手を実行できないから、他の局面でもやっぱり「実力通り」に間違うわけですわ。これまで間違ってきたのに、どうして「この局だけはプロ並みに正しい手が打てる」みたいに、自信満々で着手できるのか、ということなんですよ。
今「打った手」は、本当に正着だと自信満々で言えますか?
もし言えるなら、自信の源は何ですか?

これまで何度もヘボな手を打ってきたのに?(笑)
その、脳みその中身を見せてもらいたいですわ。



一般的に、バカは何人寄り集まっても、やっぱりバカってことか。
前にも書いたことがあるかもしれないが、バカが束になるだけ。己のバカさ加減を認めたくない、そういう連中が財界の上の方に巣食っている限り、物事は好転しない。


自分がヘボ碁の打ち手である、と認識しなけりゃ、正解には辿り着けないんじゃないですかね。