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オバマ政権はイスラエルに頭が上がらない

パレスチナの国連加盟申請問題について、色々と揉めているということのようである。

事前に米国が警告を発していたのは、もし申請に踏み切れば「拒否権を発動する」というものだった。
だが、安保理で賛成に回る国が多くなれば、米国の立場が悪くなることは必定。しかも、イスラエル擁護に回るのが恒例とはいいながらも、格好の悪いことこの上なし、ということになる。

オバマ大統領にとっては、米国内のユダヤ勢力に配慮しなければ、大統領再選も危ういということがあるから、国際社会全体を見渡した時の体裁よりも、あくまで国内事情というものを優先せざるを得ない、ということが、あまりに明瞭になってしまうのである。これがとても不格好、ということだ。

まあ、イスラエルの悪逆非道にも目をつぶってきたわけだから、今更恥もヘチマもないんだろうけれどもね。

参考記事:

イスラエルのガザ支援船急襲事件

イスラエルの「20日間戦争」