怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

原発寄生虫の銀行団〜東電を整理すべし

日本というのは、本当に目が覚めませんね。
エルピーダの失敗を目の当たりにしていながらにして、それでも考えを変えることができない、ということなのでしょう。


東電の融資を巡って、どんなやり取りがあるのか知りませんが、霞が関主導の再建計画とか、そうそううまく行きますかね?

どうせ、ロクでもない連中が描いた「商才なき計画」で、ただ単に東電や財界の懐を守らんが為の姑息な策に過ぎないのではありませんか?


http://www.sankeibiz.jp/business/news/120301/bsd1203010142002-n1.htm


銀行団は融資条件として、「原発再稼働」と電力料金値上げを求めている、と。そうですか。

寄生虫の奴らは、「政府は東電を潰せまい」とタカをくくっているだろう、ということですわな。
寄生虫の奴らの言い分を通すなら、原発再稼働が必要になる、ということだな。それは、誰の意向なんだ?

原子力ムラの権力構造と銀行界を牛耳る構造というのは、相似形であろう、ということが想像できる。
経団連の奴らが「原発を再稼働させろ」と五月蠅く言うのも、メガバンクをはじめとする銀行団が東電擁護の大合唱を続けてきたのも、同じような構造だった、ということさ。

一蓮托生。
同じ穴の狢、官財+特定マスコミの共同体が生み出した、異様な権力構造、これこそが本体なのだろう。

その象徴とも言うべき東電は、まさしく利権構造の中核であり、寄生虫の宿主となっているわけである。これを破壊するか無力化しなければ、過去からの構造体を打ち破ることができないだろう。


銀行団の連中が強気でいられる唯一の拠り所は、社債の「一般担保」であることはほぼ疑いないであろう。だったら、寄生虫の奴らに、担保分のカネを払って、始末をつければいいだけだ。

東電は破綻させろ。
資本主義の原理に拠って、奴らが常々大上段からもの申す「民民の関係」に従って、通常の企業と同じく処理を粛々と行えばいい。

それこそが、原理原則だよなあ?(笑)


メガバンクなどが東電に2兆円もの融資をしたというのがあったが、あれだって東電擁護だけの為に画策した結果なのであり、事故賠償に関する法的見解も定まっていないうちから、「3条但書を適用せよ」の大合唱だったわけだ。

経団連会長が率先して大騒ぎし、全銀協も右へ倣えで政府にカネを出させる運動だけやっていたわけだ。その先頭に立っていたらしいのが、経産省事務次官だった、と。そういうことだったろう?

こういう悪しき関係を清算した方がいいよ。
いつまで経っても、何も変わりやしない。彼らが邪魔立てする限り、政治家たちは腰が引けて何もできない。


そういう権力構造を破壊するには、拠り所を奪うのが一番だ。
東電を潰せまい、と足元を見ているからこそ、強気が継続できるということなのだから。
なので、潰して、銀行団にも被害を蒙って頂いた方がいい。
一般担保は国が買い取って、4兆円なりの社債分を補填し、他の債務については「倒産企業の処理」に従って、法的処理をすべき。


その後には、東電の後継会社を国が当初やって、自立できるようになったら完全民営に戻せばいい。送電分野は、これも公的管理から半官半民に移すなりして、電力会社の競争促進とすればいいだけだ。

こういうプロセスを経るなら、原発被害への救済だって早急に処理を進めることを、多くの国民が認めてくれるはずだ。
東電任せだと、遅々として処理が進まないから。

原発関連の積立金なども管理体制を変えるなり、活用法を考えるなりしてゆくべきだろう。


宿主たる東電を、これまでと同様にダラダラと延命させ続けると、寄生虫どもの処理も進まない、ということに他ならない。


関係ないけど、東洋経済の編集長が軽犯罪で逮捕されたらしいのだが、陰謀説が囁かれたようですな。

ところで、東電批判の特集記事などを連発していたようですな。

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/c4ddfdafb69e54916b957c79b60b7da4/


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