怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続々・衆院選の疑惑について

いや、しつこくてゴメン。

陰謀論に加担したいわけではないですが、ちょっと気になったもので。


えーと、入手できたデータでみてみました。
再度取り上げますが。

コレ>http://blog.goo.ne.jp/hamagikukai/e/5bcbcea7f045a3e1acf28d4110eeca48



北海道の比例票について、統計的な有意差が存在するかどうか確かめてみましたよ。


以前にも取り上げましたが、カイ二乗検定で行っています。



理論値としては、「ベンフォードの法則」通りの出現率としています。
先頭の数字1〜9の出現頻度が、ベンフォードの法則とどの程度差があるか、というのを比較したということです。


結果は次の通りです。


自民党の場合、カイ二乗値が24.27でした。自由度8ですから、p値を計算してみますと、何と「0.22%」よりも少ない確率(p<0.0022)である、ということでした。千回やって、2回程度しかない、という極めて稀な結果であった、ということです。統計学的には「有意差アリ」である、ということです。


また、維新の場合のカイ二乗値は19.34となり、同じく自由度8ですので計算しますと、「1.4%」よりも少ない確率(p<0.014)でした。これも千回やって14回くらいの非常に珍しい結果である、ということですね。勿論、有意差アリ、と言って差し支えないと思います。



では、自民党でも維新でもこうした稀な結果となる可能性というのは、非常に非常に稀、ということになるかと思われ、0.0000308という、本当に起こるかどうか不明なくらいの確率ではないかな、と。



100000回やって、3回くらい起こるかどうか、という現象ということになりませんか?


全国47都道府県で、自民と維新の比例票の分布を見てみると、94コのグループを見ることになりますけれども、これを1000回選挙やってみたら、2〜3回くらいが起こるかもしれないね、というくらい珍しい状態、ということでは。


毎年衆院選参院選をやったとして(あり得ないけど)、500年に1〜2度しか見られない現象である、ということになりませんかね。



つまり、理論的な想定から大幅にズレている、ということであるとすると、「何らかの人為的な原因が存在するのではないか」ということが、最も疑われるということなのですよ。


自然の成り行きまかせであったなら、出現確率がほぼベンフォードの法則に従う、ということなわけで、そうすると「自然ではない」となれば「何らかの人為的操作」か、非常に非常に稀な出来事か、ということになるわけだ。


それでも「毎年宝くじが当選している人は出てるじゃないか」というのは正しいんですが、稀な確率を試す回数がそれだけ多い、ということなわけで。選挙はそんなに何百万回とか何千万回も実施していないですからね。百万回に一回だとしても、千万回試せば、10回くらいは当たる、ということになるわけで。


けど、選挙は違う。


こんな少ない試行回数で、ズバリ有意差が検出されるもんなのか?


非常に疑わしい、とは思う。


あれだ、東京第五検察審査会の2回の「審査員の平均年齢」があり得ないような確率だったのと同じさ。起こるのは極めて稀なことが立て続けに起こるというのは、そこに人為的操作が入っているから、と考えるのは、普通の理屈なんじゃないですかな?(笑)



陰謀論だ、ガハハハ、バカめ、とか笑っている人々がいたとしても、別にいいですがね。



当方が注目するのはあくまで「データ」とか「統計数値」とか確率のようなもので、笑っている連中が果たして事実を確認しているのかどうか、というのは極めて疑問だろう。笑うのは勝手だが、起こり得ないような確率である場合には、そういう見方しかできないので。


ま、疑わないのは普通だ、というなら、しょうがないんですがね。