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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

事故原因の隠蔽を続ける東電〜2の補足

あまりにアホな罵倒コメントだったので、無視して削除しましたが、しつこくコメントが来ているので、紹介したいと思います。

事故原因の隠蔽を続ける東電〜2

(以下にコメントを再掲)

お前が隠蔽するなよw
本当に馬鹿なのか?自分の歪曲を認める事ができないくせに人を批判するな。
「ベントの現場操作のために出発するまでの間は、国にベントを提案し、了解を得るとともに、作業手順や現場線量、作業時間の確認、周辺被ばく線量評価の作成・連絡、住民避難状況の確認を行っており、時間を要しました。すなわち、ベント操作を実際に開始したのは、大熊町(熊地区)の避難完了を確認した後の12日午前9時過ぎでした。」

お前の言ってる事とぜんぜん違うぞ!
日本語読めるか?
どうせ直ぐにベントしてたら、住民が避難していないのに!!とか言って批判するんだろ。
馬鹿だからな。本当に馬鹿に付ける薬は無いわ。

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お前が隠蔽するな、って、こんな相手をするに値しない、アホな無駄コメントなんですから、速攻で削除するに決まっていますよ。
削除したコメントなんて、ここまで書いてもいない、ただの罵倒だけだったし。
ま、過ぎた話はいいでしょう。


東電は、ベントを国に提案し相談したり、準備したりして、時間を要した、という主張のようですが、いくつも矛盾がありますね。

まず、炉心損傷を言ってない。炉心損傷前だったのであれば、現場の判断でベントは実施できうるはずです。放射能の漏れもない、という前提のはずですし。

もしも、12日0時過ぎの時点で、炉心損傷の可能性が極めて高い(ほぼそれが疑われる)とか、原子炉建屋内の放射線量が大幅に上昇していたのであれば、国に隠していたということですか?
放射線量が上昇していなかった”のであれば、住民避難だの、放射線で作業困難だの、という理由はあまり関係がありませんね。
たとえベントを実施したとしても、「直ちに健康被害をもたらすものではない」という、繰り返し用いられた答弁で何の問題もなく通せるはずですし。
それから、PCVベント(ウェットベント)は炉心損傷前であれば、耐圧上限で実施するべきものであるはずで、だとすると、0時過ぎの時点で即座に実行すべきだったはず、ということ。圧力数値が確認できた時に、実施すべきだった。その時点では、放射能漏れがなかった、ということなんでしょう?

放射線量上昇の報告は、タービン建屋のみであって、12日0時頃での報告はなかったものと思います。だからこそ、「(まだ)メルトダウンはない」という見解を押し通していたわけですよ。
放射線量が通常通りで、圧力容器や格納容器に漏れもないのに、作業が困難とか、ベント困難とか、そういうのは理由として上がってくるはずはないでしょうね。
だとすると、PCVの設計圧力限界を超えるくらいに至っていたのであれば、即座にベント実施以外の選択などなかったのではないか、ということですわな。


東電の挙げた、

・国にベントを提案し、了解を得る
・作業手順や現場線量、作業時間の確認
・周辺被ばく線量評価の作成・連絡
・住民避難状況の確認

といった理由は、事故対応(ウェットベント)に重大な影響を与える要因ではなかったはず、ということだ。
ほぼ後付けの理由(言い訳)に過ぎない、ということである。

もしも、放射線量上昇が確認されており、炉心損傷の可能性が高いと判断されていたのであれば、ベントは勿論、ホウ酸水タンクからの注入、PCVへの海水投入など、ありとあらゆる手段を取るべきであったことになるわけで、12日0時時点での対応は炉心溶融状態への対処とはなっていない、ということだ。東電はいずれも実施していなかった。
消火系ラインからの注水にしても、開始されたのは12日5時46分からであり(淡水だ)、既に手遅れだったと言うべきだろう。


>本当に馬鹿に付ける薬は無い

これは、まさしくそうだ。あなたのおっしゃる通り!
あなたのコメントを見れば、それが納得できるというものです。