怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

日本の停滞は都市伝説?

色々とご意見はあるようで。

http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/world/newsengw-20120118-01.html


率直な感想を言えば、アリとキリギリスみたいな部分、というのがまずあるのかな、と。

欧米は、金融帝国主義っぽく「greed宴」が行われていた時には、絶好調で繁栄を謳歌してきたであろう。その時の、彼らの言い草といえば「日本はもう終わった」「稼げるオレらがスゲーんだ、稼げないオメーらはダメ人間」みたいな感じがあったのではないかな。

だが、それはいっときの錯覚か慢心みたいなものだった、と。
日本人は、生産性の低い非効率なダメ人間だ、このままでは危ない、グローバル競争に勝てない、とか散々言われ、未来も希望も失われてきたわけだ。不安ばかりが増大してきたのだ。そうして、地道に必死で頑張ってきたんだ。それが社会を支え続けた。

でも、バブルの恩恵のあった人たちというのは殆どいなくて、一部の金融業界とかIT業界とか外資系とかの人たちだけがバブル気分を味わっていたかもしれないね。ほら、象徴的なのが「ヒルズ族」みたいな人たちってことさ。


現実社会というのは、結局のところ栄耀栄華に浮かれている連中というのは長続きせず、地道に真面目に努力し取り組む人間こそが最後に立っていられる、ということになるのだと思う。けれど、この方法であると、圧倒的大金持ちみたいな人間は生み出せないだろう、きっと。日本は、それでもいいんじゃないかな、ということでは。そういう社会なんだろうな、と。

ただ、不安が増大した結果、各個人に多大な努力と犠牲を強いることにはなってしまったかもしれないので、それは社会的に問題だろうとは思います。

亀の歩みだろうと、アリの営みだろうといいのだけれど、堅実・着実に努力するという基盤こそが、社会の大部分を支えるのだと思っていたいのである。中には、スタープレイヤーが生まれないと、新たな創造に繋がり難くなってしまうのだろうとは思うんですがね。